菊陽町をフィールドにしていく研究計画を書きにガリラボに
出てきました。
白紙からのコンセプト作りです。
コンセプト作りにはどうしても静かでかつまとまった時間が必要です。
なので、会議も授業も電話もすべて無いはずの休日しかチャンスは
ありません。
苦悶すること5時間。
どうにかまとまりました。
ソーシャルメディアを「もやいなおし」のツールとして使っていきます。
もやなおしは、ご存知の通り、本学のもやいすと育成プログラムに
使われているコンセプトでもあります。
最初からそれを使うつもりでもなかったのですが、コンセプトを書いては
消し、消しては書きを何度も続けているうちに、ふと「もいなおし」のこと
が頭に浮かんできたのです。
もやいなおしを中心に考え直した結果、それまで苦労していた多くの概
念が比較的簡単につながり、計画の大筋は出来上がりました。
悶々としながらも粘るものです。
それまでの自分が保有している知識で、特にその場に適した知識が浮か
び上がったときを創造と言うのだろうと思います。
全く新しい知識でありません。
既存の知識を、異なる文脈でみるときを創造のひとつのタイプだと思います。
ただし、そこに至るまではかなり苦しい時間です。
ど忘れして出てこないのを思い出そうとしている、あんな感じが創造の
前の状態のように思います。
卒論や修論で苦しんでいる4年生も多くいるでしょう、きっと。
苦しんでいない?
そんなことはないでしょう。
いいものをやろうと思っている人、ガリラボの人はみんなそうでしょうから、
きっと苦しいでいるはず。
苦しんでない卒論や修論など見るほどもない愚作にしかなりません。
苦しんで、苦しんで、良いアイデアを作り、面白いものに挑戦してください。
そして、そうした体験こそが就業力を育成してくれるはずです。
・・・・・・
ガリラボットにてガリラボオープンを伝えたら、4年(09)村中、3年(10)
石原、吉村が顔をだし、作業をしておりました。
ただし3人とも長時間をおらず一番短かった吉村が30分ほど、一番
長かった村中が3時間ぐらいだったように思います。
その間、今日は誰もおしゃべりをすることもなく黙々とそれぞれの作業
に精を出しておりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿