2017年8月23日水曜日

360度映像の試し撮り⇒懐かしい「場所の言語情報化」

4年(14)塚田と360度カメラの扱い方及び活用方法を1日かけて勉強しようと
前から決めていて本日実行しました。
午前中、ハードの取り扱い及びアプリからの管理の仕方などを一通り勉強し、
その後、360度の動画が特徴を出せるような表現とはどういうものがあり
得るだろうかといったことを2人で議論しました。

いくつか案が出ました。
その中のひとつして、まちの表現!
360度映像とは、どの方向にも見渡せる自由を得るわけですが、それは視聴者に
お任せでなく主体的に映像を見ることを強制することを意味します。
VRなどでも同じことが起きると思いますが、果たして視聴者はそこまでの自由を
欲するだろうかとも思えます。
完璧な自由とは不自由にほかならず、自由は緩やかな制約が源泉となって生成され
るもの。
360度、見えるという自由がもたらす不自由をどう克服するかが問題です。

制約の入れ方が大事となります。

前に、まちを人の声(言語情報)によって表現していくことを取り組んだことが
あります(例えば、これなど)。
それを思い出し、言語情報をひとつの制約としてみるのはどうかと・・・・

そこまで考え、とりあえずやってみようとなって、横にいた3年(15)宿利と村田に
協力を仰ぎ、4360度カメラを手にした年(14)塚田が先導し、その後を2人の男子
学生がぶつぶつと話をしながら(言語情報化!)歩くという実験を行いました。

何人かとすれ違いましたが、3人の光景を見て、非常に不審そうにされていました。笑



暑い中、戻ってきて、びっくり。ボイスレコーダーに音声がきれいに録音されて
いない!
宿利と村田は、また歩くのかと恐怖を感じたかもしれませんが、まあ今回はとりあ
えずの実験なので、映像をみならが、アフレコで済ますことにしました。
アフレコ中の宿利と村田です。
この時、この後ろにはNコンの作業で3年生がたくさんいたのですが、みな、笑いを
かみ殺しているようでした。笑


とりあえず出来上がった(編集後の)360度映像です。スマートホンであれば、
360度色々な方向にスマホを向けながらご覧ください。PCの場合は、ドラッグで
行うことになります(これは非常につまらない)。
まだ、これでは360度である意味がよくわからりません。とりあえず、これを
手始めにして改良を重ね、観光地での360度映像の活用方法を考えていきたいと
思います。Googleマップ上においておくことも考えています。


一部ブラウザでは360度動画に対応していないようです。画質は1080sでご覧ください。

(すでに宿利と村田も作業に加わっておりますが)2人のアフレコの様子を笑いを
かみ殺して見ていた人たちです。


今日も3年生はほとんどが出てきて作業していました。Nコンに向けた映像は25日の
ガリラボの発表会で披露する予定です。私もまだ見ていません。どんなものに仕上がっ
ているのでしょう。気になります。^^

15ゼミ生のNコンの映像は、熊本地震を後世に伝える内容として企画しました。
ちょうど今、大学はこの熊本地震で傷んだ建物の修復作業が進んでいます。
写真は壁にヒビが入っているところに薬剤か何かを数日かかりで注入をしているよう
です。
こうした作業風景も、地震を後世に伝えるのにはちょうどよいシーンではないかと
思いました。こうした修復が今、大学のあちこちで行われております。


<おまけ>
3年(15)藤川が広島に旅行に行ってきたようです。左はゼミに、右は私にということ
でした。せっかくなので有り難く頂きたいと思います。




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