7:30。
うだるような暑さが落ち着き、涼しさを少しだけ感じながら出勤していると、空には
秋の気配が広がっていました。爽やかな朝でした。
ただし、昼間は、空調の効かない研究室は、うだるような暑さとなっていました。
そんなとき、冷やしたロールケーキを持参し、OG(13)塚田が顔を見せてくれました。
先週連絡があり、到着したのは、約束した13時ジャスト。
ちょうどその頃は、3年生がNコンに向けて必死で作業しているときでした。
塚田が入ってくると、学生の頃のように、場がぱっと明るくなり安心感の漂う空気で
満たされたと感じたのは、私だけだったでしょうか?
塚田のお土産は、この空気を共有した
4年(14)児玉、塚田
3年(15)青、江藤、鍬田、園部、村田、八並
が頂きました。
真ん中にバナナが丸ごと入っているロールケーキ。
バナナは好きなのですが、何かと一緒になっているとダメなので・・・と意味不明な
ことを口にしながら、3年(15)村田が中央のバナナをロールケーキから抜き取る作業
を丁寧にやっていました。笑
私は、次の予定があって、塚田を残し、15時前には本部棟に出かけたのですが、
それまでにたくさんの雑談ができて随分と元気をもらいました。
昨日も書きましたが、ちょうど今、八代中1年生向け特別講義の準備をしていて、
その関係で次の童話を読み直しています。
神話的時間に浸り久しぶりに楽しませてもらっていますが、この物語の主人公モモとは、
円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした
不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消
させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子ども
たちが集まっていた。
という女の子です。これをたまたま読んでいる時に、塚田がやってきて、その塚田と
話をしていると、この本のことを思い浮かべてしまいました。
17時。現実の時間が流れる(笑)本部棟での用事を済ませ戻ってくると、塚田は、
痕跡を残すことなく音もなく居なくなっておりました。笑
追記
居なくなった塚田は、なんと、この後に街で、実際のモモ、正確には、モモ・ゴジラ
(バナナを抜き取った3年(15)村田命名)と遭遇したようです。
なんたる偶然。笑
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