良いのですけど。
今日は、チームHope+が手がけるインタビュー記事の原稿について、添削依頼が
きているのでそれに着手しました(Hope+のことを書くのは久々です)。
Coho'zuの時もそうでしたが、添削はかなり難しい。
随分と労力を要します。
話し言葉を書き言葉に変換するには、その時の文脈がどういったことだったかを
把握し、それを書き言葉の中に表現し、埋め込んでいかないといけません。
それができなければ、読んでも意味不明の文章になります。
書くことに慣れていないと、この変換する力が大変弱い。
添削しているとそこが気になりました。
変換する力が弱い上に、文脈を無意識に自分で補いながら読んでしまっている可能性が
あります(だから、変換できていないことに気づかないのでしょうが)。
こうしたことはHope+のメンバーに限らず、学生全般に言えることでしょうけど。
こうしたスキルの弱さは、色々と理由があるのでしょうが、一つにはしっかりした読書
経験の不足が大きいのではないかと思っています。
難解な文章を色々な角度から考えながら読んでいく作業で培った力は、文章を書くときに
効果を発揮するように思うのです。
想像力のトレーニングにも大事かと思います。
またそうした難解なものを読み続けるのは自己管理力のトレーニングにもなるでしょう。
検証したわけでも、そういった研究を調べたわけでもありませんが。
骨の折れる読書を経験する機会がない学生が多いのではないでしょうか。
長い夏休み、仲間と一緒にそうした学びをやれると一番良いと思いますが、難しいこと
ですかね?
ガリラボ内の色々なチームと話をしていると、想像力の弱さが気になっています。
想像力は創造的な仕事のためだけでなく、通常の仕事でも必要な気配りのための必要条件
であろうと思います。
・・・・
Hope+の原稿はとりあえず添削して(一部を)返却しました。
返却されたら、自分が書いたものと添削後のものを読み比べて何がどう違うのか
詳細に分析してみると良いかと思います。自分を客観視できるはずです。
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