2017年8月3日木曜日

時間を忘れるぐらいにガンガン言い合うこと

試験中ですが、3年(15)生の2チームは空き時間をうまく使ってNコンに向けた
活動をやっています。

チーム故郷の3年(15)青と江藤は、地震後の益城町での様子を把握しようと、そ
れを直接体験した4年(14)塚田にインタビューしていました。私が塚田のことを
教えたのです。1年前、ガリッジ塾での勉強会(ガリラボ通信2016/5/19)で、
震災についてのワークショップを行ったとき、参加していた塚田の見せた涙が
目に焼き付いていて忘れられなかったからです。1年もの時間が経過したので、
塚田らしく、冷静に振り返ってくれるのではないかと思い、チーム故郷に紹介をし
た次第です。

別チームのチームみらいちごは、外での取材。熊本YMCAの館長さんに取材に
いきました。まずは予備調査で、ちゃんとした映像を撮るための準備です。これは
別にアドバイスしたわけでありませんが、しっかりしてます。
(さらに、取材から戻るとすぐに今日の活動内容を議事録としてまとめ私に送ってくれました)
写真は取材をしているみらいちごチームの3年(15)藤川。同行し、この写真を撮っ
たのは誰でしょう? 鍬田でしょうか?



昼休み、チームくまラボ(4年(14)廣木、園田)と卒論の打合せを行いました。ほと
んど進んでないですね。。。。本人たちも自覚しているのですが、どう進めてよいか
わからないようです。くまラボがやってきたことの説明を聞いたのち、それを踏まえて、
今後進めていく方法についてアドバイスしておきました。
少しは方向性が見えたようです。なので、これから着実に歩みを進めていくのではない
かと思います。

その後、チームこいたまとの打合せ。
ゆるキャラグランプリでの投票のこと。これからのタマにゃんの広報の在り方、そして
旬たまWEEKが始まってから何をどう取材していくか、といった計画についての企画
会議でした。
どれも難問ばかり。それだからでしょうが、くまラボ同様に、思考停止している印象を
受けました。
こうした困難な問題になると、会話が低調になり次第に下を向き始め、場が「しーん」
となってしまうものです。
そうなると困難を突破するのは難しい。
困難を突破するのはパワーです。若いのだから、ガンガン言い合いをしてそのパワーを
使って壁を突破していくしかない。
 
一般論として県立大生は大人しい人が多いと言われます。実際は色々な人材がいるので
すが(OB(10)保坂やOG(13)松崎のような怪物がいるわけですから)、多くの学生がや
はり大人しいように感じます。今日の会議とかが、その典型なのかもしれません。

そんな時に、ネット経由で、北九州市の観光課の驚きの行動を知りました。
北九州市の公式サイト「バナナ姫ルナのコスプレ観光PR
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/09600052.html

こいたまメンバーは、またガリラボメンバーも、この市役所(!)のサイトを見て
ほしい。
さて、このサイトのムービー紹介のリード文には、
本気すぎるコスプレ公務員として話題のバナナ姫ルナによる観光PRムービーが
  完成しました。
  観光課職員がバナナ姫ルナに変身!そして街ナカに舞い降り・・・魅力スポット
  へご案内します。
  ぜひご視聴ください♪
とあります。固いイメージのある市役所のページとは思えないほどぶっ飛んでます。

普段次のように仕事している観光課の女性職員さん。

その方が観光PRモードになると次の姿へと変身されるそうで、このギャップ、落差が
話題になった大きな要因なのだろうと思います。驚きの大きさはやはりギャップの
大きさに比例します。「え、まじで」というギャップが大きいほど驚きは大きい。


なぜ、観光課の職員さんがこういう形で観光PRをするようになったのか、取材記事
読むと感心しました。記事によると、
  全国各地ではゆるキャラが真っ盛り。井上さんの上司で同課の観光係長・末松剛
  さん(46)は言う。「もちろんゆるキャラもいいけれど、もっと自分たちで工
  夫して、他と差別化できる方法はないかと話し合っていたんです。そこで出たア
  イデアが、彼女によるコスプレ観光PRでした」と経緯を説明した。
ということです。
コスプレが趣味だそうですが、それをうまく取り入れ、ゆるキャラ全盛のこの時代に
創造的に思考し、問題を解決しようとしている点がいいですね。
企画から実行まで相当に色々とあったことは容易に推測できます。しかしそれを
乗り越えて、多くの人の目に留まるやり方を発明したわけで、ほんと立派です。

玉名市の観光担当の職員さんもこれぐらいやらないと、どこにもである ゆるキャラ
とか誰も気づきません。笑
今年のゆるキャラグランプリはかなり危険な気がしております。
  
ガリラボのメンバーにはこういった創造性と行動力を身につけていってほしい。
そのためには知識をつけ、そして仲間とガンガンと(楽しく)言い合うことです。
そんな感じで言い合いをしている時間が随分と不足している気がします。
 

 

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