2018年6月19日火曜日

ある地方大学の大いなる挑戦

大阪の地震には驚きました。
月曜は1限目があるためいつもよりもかなり早めに大学に来て、授業準備を
しております。
この日は7時ぐらいは大学で仕事を始めていたので、ニュースを見るわけも
なく、また熊本には携帯に緊急地震速報も来なかったので地震発生にまるで
気づきませんでした。
気づいたのは、家内のLINEでのつぶやき。「大阪で地震」でした。
急ぎ、NHKの防災アプリを開くとNHKの地上波放送が流れていました(すごい!)。
熊本地震の記憶が蘇りました。
大阪には、OB(14)谷口が4月に赴任したばかりです。
大したことがないと良いのですが。
今日になってニュースがかなり沈静化しているので、大事には至ってないという
ことだと思っておきたいと思います。

  
さて、大阪の地震の前日、日曜日の福井県立大学の発表のニュースにも
驚きました。
恐竜学部」を新設する計画があるのだとか。
このネーミングのニュース性は抜群でした。
大学にかかわる人たち(高校生、その保護者、大学生、教員、その他多くの関係者)
だけでなく、一般の方もかなり興味を持たれたのではないでしょうか。

ニュース性はあるものの、学部名を聞いただけではここで何をするのか想像もでき
ません。
ニーズがあるのかどうかもすぐにはわかりませんが、記事を読むと
地方のおかれた厳しい状況から出てきたアイデアのようです。
それはそうでしょうね。想像できます。
危機的な状況でなければ、こんな奇抜なアイデアが外に出てくることはないでしょう。
平時だったら、「何を馬鹿なことを言ってる」と大学内部でも、県内部でも一蹴され、
アイデアが潰れる(される)可能性が高いと思いますので。
なので、福井県は置かれた状況が非常に厳しいことを深く自覚し、その上で関係者は
覚悟を決めたということでしょうか。
他人事でもありません。
熊本も同様に、県外へとずいぶんと生徒が流出しているのではないでしょうから。
福井県立大の挑戦は、全国の地方大学に一定の刺激を与えることになるかも
しれません。
果たして、地方は、今後どう動いていくのでしょう。

もっとも、大学が人口流出の防波堤に一時的にはなったとしても、その後の就職で
また流出する可能性があるわけで、厳しさを先送りするだけということも可能性も
なくはありません。
難しい問題です。


ガリラボも所帯は小さいわけですが、福井県の大胆なアイデアに負けず、大いなる
挑戦をしていきましょう。
昨日も書きました、白亜祭についても、せせこましいことではなく、創造の翼を
広げるだけ広げ、大いなる挑戦をしていこう。
また、ゼミ生がそれぞれ担っているプロジェクトでも同様です。
実行まではともかく、その前のアイデアぐらい、僕の目玉が飛び出るぐらい
驚かせるようなものを持ってきてくれる楽しいんだけど。
ゆとり世代を乗り越えよう。笑

挑戦なくして、面白いことは何もありません。



 
 

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