夕暮れが遅いので、帰宅の際に周囲がよく見えるという今まで経験することの
あまりない奇妙な1週間を過ごしました。
そのバタバタも今日の午前中で片付き、午後になって久々に自分で時間をコント
ロールできる静けさの中に浸ることができました。
読みかけていたサンデー毎日の7月8日号に目を通すと、内田樹さんが、独立行
政法人化以降の大学の「株式会社化」に警鐘を鳴らすコラムを寄稿されており、
そういう見方があるのかと思いながら読んでおりました。
その中に、いま、大学における人材育成で主要テーマとなっているグローバル人材に
ついてこんなことが書かれています。
グローバル人材の育成とは、要するに、大学という人材育成機関が輩出する卒業生の
主要な「買い手」である産業界からの要望であったこと、そして産業界から見た時の
グローバル人材とは、
英語でタフな交渉ができて、辞令一本で翌日から海外に赴任できて、
安い賃金で無限に働き続けられるサラリーマン
であるとして、こうした人材の育成に向けて大学の教育内容は偏ったものになって
いったと主張されていました。
いったと主張されていました。
企業の側から見たグローバル人材像とか考えたこともなかったので、視点を変えて
見ることの大事さ、相対化することはやっぱり思考を自由にしていくために大事な
ことだと思います。
ゼミ生にはよく話すことですが、自分があまりできてない気もします。
多くのゼミ生がプロジェクトや課題に向き合っています。
そこで豊かな創造性を発揮するにはやはり視点を変えていくことはいい方法です。
自分の(好きな、得意な)視点だけでなく、視点を自在に動かして、いまやっている
プロジェクトや課題に取り組んでいくといいでしょう。
見ることの大事さ、相対化することはやっぱり思考を自由にしていくために大事な
ことだと思います。
ゼミ生にはよく話すことですが、自分があまりできてない気もします。
多くのゼミ生がプロジェクトや課題に向き合っています。
そこで豊かな創造性を発揮するにはやはり視点を変えていくことはいい方法です。
自分の(好きな、得意な)視点だけでなく、視点を自在に動かして、いまやっている
プロジェクトや課題に取り組んでいくといいでしょう。
ところで、今、読み始めた
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
という光文社新書には上記の内田さんのグローバル人材とは随分と異なる人材
イメージが綴られております。
興味深いものでした。
たまたま買ったのですが、県立美術館と連携することになって、ちょっとした運命の
ようなものも感じています。
これについては明日にでも。ゼミ生にはあまり興味がないかもしれませんけど。
本日は充電日でした。
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
という光文社新書には上記の内田さんのグローバル人材とは随分と異なる人材
イメージが綴られております。
興味深いものでした。
たまたま買ったのですが、県立美術館と連携することになって、ちょっとした運命の
ようなものも感じています。
これについては明日にでも。ゼミ生にはあまり興味がないかもしれませんけど。
本日は充電日でした。
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