2018年6月4日月曜日

時間をかけてないものは興味を持たれない

午前中、15ゼミ会議。今日はなんと副ゼミ長(藤川)とガリボイス(村田)の
2人だけ。15ゼミ幹部会議、始まって以来のことでした。が、内容は濃厚で、
卒論チームのモチベーション維持に向けたアイデア(の原型)がおおよそ固まり
ました。村田のアイデアです。よびコムの中の人、なかなか優秀です。笑

その後、16ゼミ会議。会議前に1枚写真を撮りました。広報たまなの7月号で
取材を始めたことを紹介してもらうためです。PCで見たとき、撮影の悪さに気づ
きました(撮ったのは私。反省)。が、今日が締め切りだったので、この写真の
まま玉名市には提出しておきました。


16ゼミについての会議はすぐに終わったのですが、チームたまらんとしての
打合せが少々長くなりました。
広報たまなに使う記事のこと。
内容はこれからですが、レイアウトやデザインについてダメ出しをしておきました。
最初から難しいのは分かっていながらのダメ出しで可愛そうでしたが、でも最初が
肝心ともいいますので。
デザインが洗練されてないんですよね。
うまくまとまりすぎていて、素人っぽさがないというか・・・。
(ガリラボ以外の)学生のプレゼンでよく見かける、オリジナリティ全開の陳腐な
パワポみたいになっている。
タイトルだけでも、例えば、ちぎり絵で作って、それをスキャナーで取り込むとか、
よく見れば、金栗さんの肖像が緻密に組合せって出来上がっているとか、、、とにかく
せっせと夜なべ(笑)して緻密につくったものではないと興味はひかれない。
良いもの、人が目を引いてくれるものは、ほぼすべてその背後に人の努力の積み重ねを
感じものがほとんどです。
「へーー、これどうやって作ったんだろ?」というものがあって初めて人に興味を
もってもらえるもの。
15ゼミ生が作った「玉名に行かにゃん」の表紙は多くの人からほめられましたが、
それは4年(15)八並が時間をかけて作成したことがわかるからでしょう。
16ゼミ生も、30秒CMでずいぶんと時間をかけていたものがありました。
  
良いものを必死で見て、何が良いのかを考えて考えて、考え抜き、その上でその良い
ところを徹底的に真似ていくことが大事。
そうして極めていくことで、ほんとの素人っぽさを表現できると思います。
 
3年(16)川上と夕方、話をして気づきました(1時間近く駄弁ったのは初めてかな?)。
高校まで、そうした真似ることは良くないことだという雰囲気があったとのこと。
しかし、それは間違いですね。
創造性が強く要求される数学の分野でも優れた人の証明の仕方を真似て、その思考
形態を学ぶことが大事です。芸術だってそうです。音楽とは最初はみんな忠実な
コピーから入るはずです。
優秀なもの(対象)を真似ること。そのための真似る能力を失わないこと。
人は本来そうした能力を持っている。
最近は、孫が生まれ、赤ちゃんの様子を詳しく見る機会があり、人が本能的に
持っている真似の力に驚かされています。
そうした能力を失くことなく持ち続けること。
そうしたら、憧れている人のレベルにいつか達し、そして追い越すこともできる
はずです。 
 

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