午前中は「きくりん人。」のメンバーが、といっても2年(09)中島と緒方、
そしてオブザーバーのM1(10)松尾だけですが、話し合い。
菊陽町住民主催のイベント「はなあかり」に参加するための打合せだっ
たようです。
が、自主研究事業の報告書作成で1時間ほどつぶれたので、午前11時
少し前から「はなあかり」の話を始めました。
私自身は報告をきちんと聞いたのは初めてだったので、これまでの状況を
聞き、それは持ったいないと話しました。
せっかく菊陽町の日常に入り込めたのに、その重要性に気付いていないの
です。
日常を切り取り、それをカタチに残していく、それを目標としてきたはずで、
頭では分かっていたはずですが、しかし体ではわかっていなかったようです。
たとえば「はなあかり」のイベントの日になり、それを記録として残すことは
日常から離れた姿であって、いわばみんなが記念写真を撮ろうと集まって
いるところでシャッターを押すのと変わりません。
そうではなく、記念写真を撮る前の、集まろうとしているプロセスを捉えない
いけない。
しかしそれは非常に難しい。
その証拠に、きくりん人のメンバー誰一人として、プロセスを記録として残
そう としていなかったことからも分かります。
エスノグラフィ的な研究方法論の困難はこの辺りにあるのであって、日常を
捕 まえることはほんとに難しい。
自主「研究」なんです。
2年生にはハードルが高いだろうとは思いますが、せっかくやるのだから、
その 辺りの理論的なことを視野に入れて活動してほしいと思います。
お昼になってMOREの2年生4人がやってきました。
そのうちの3人はガリラボのゼミ生の村中、谷、本多です。
時間もないので、ランチをとりながらMOREの自主研究について今後のこ
とを 打ち合わせました。
雑誌作りに労力をとられ、自主「研究」の部分が疎かになっていた観がある
ので、少しだけ軌道修正し、研究の焦点を定めて調査活動をすることになり
ました。
とりあえずは、文献調査。
その調査結果と、MOREメンバーが昨年足で稼いで得てきた調査データと
の比較検討によって、この地域特有の特徴などを析出しようとなりました。
スケジュールも立てました。
これからMOREの研究活動が本格化することにになるでしょう。
19時ぐらいにM2(09)吉本が来室。
今日は院生室の片付けにきたとのこと。
ちょうど私が音響機器の調整をしていたので、それからしばし
二人でUstream談義(小学校教諭である吉本と、主として教育分野への
応用など話していました)。
いやはや、凄いものです。
近年のソーシャルメディアのこの隆盛は、教育界にも強い影響を与える
ことは間違いありません。
新しい日本の夜明けぜよー
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