2011年3月5日土曜日

Ustream配信準備をするブリコルール

午前中のゼミ新聞部の企画会議終了と入れ替わりに、今度は
3年(08)大塚、坂本がやってきてUstream配信の準備作業開始。
 
まずは、歩きながらの中継を行えるよう、音響機器をまとめる作
業です。
先日、とりあえずやってみたら機器とコード類のせいで、そのまま
ではとても歩ける状態になりませんでした。
 
それで肩掛けのバッグがあったので、それに整理された形で収ま
るように段ボール工作をやりました。
 
(1)サイズに合うよう、段ボールの大きさを調整します。

 
(2)それにワイヤレスマイクのレシーバーを固定します。

 
(3)ミキサーを固定すべく、新たに成形した段ボールを中に
組み込むことにしました。

 
(4)無事にミキサーを組み込みことができ、さらに配線も終了。
複雑だった機器類が見事にコンパクトに収納され、しかも固定も
してあるため、歩いても大丈夫なものになりました。

 
有り合わせのものを使って、新しい物を作っていくことをブリコラージュ
呼びます。
レヴィ・ストロースが著書「野生の思考」の中で使ったコトバですが、こうい
ったことを行う人のことをブリコルールと言います。
坂本と私は、ハサミとガムテープを駆使してブリコルールになって業に挑
んだわけです。
 
ガリラボ通信の左側のカラムに「野生の思考を目指す」とのスローガンを
昨年から掲げていますが、こういった現場での知恵を起動できるような
そういった訓練をしたいと思っていました。 
 
もっとも今回はこんな簡単な工作なのであまり大きなことを言えるわけでも
ないのですが、しかしこんな簡単なことなので自分でやってしまえば良いわ
けで、この作業により、歩きながらのUstream中継ができるようになりました。
 
研究室下の歩道を中継しながら歩く大塚と坂本です。
作った音響セットは、坂本(右)が肩からぶらさげたバッグに
入っています。

 
同じく、中継実験中の二人です。
今回の実験でまたいくつかノウハウを獲得しました。
途中で停止することもありえますが、配信する自信は多少つきました。
 

 
中継実験中、OG(06)中村がツイートで参加してくれ、
なかなか 楽しい会話ができました。
もちろんこっちは音声、向うはツイートですけど。  
 
   
さて、本日は大変天気がよく、穏やかな1日でした。
研究室真下の(勝手に名付けた)ツマガリザクラも心なしか膨らみが
大きくなっているように感じました。

桜の枝越しのガリラボ
 
 
中継当日(3/12)も晴れるといいなと思っています。
皆様、当日をお楽しみに。
次のチャンネルで放送します。 
http://www.ustream.tv/channel/gari-st
 
 

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