2011年3月24日木曜日

桜だより~開花4日目

東北地方には申し訳ないほどの無駄なレポートを続けておりますが、
開花から4日目の朝のツマガリザクラの様子です。
最初に開花したところは、もう花びらが力強く開いた状態になっています。
頼もしい限りです。 ^^;

 
さぞや全体的にも変化しているだろうと、賑やかになってきた
ツマガリザクラの全景をとらえるため、3Fガリラボの窓から
撮ってみたら・・・・


ご覧の通り、昨日と同じくほぼエダの状態にしか見えません。orz
  

個別の花弁は頑張っているのですが、全体として見るとほとんど変化が
見えない。
 
ミクロに可視化されているものの、マクロな視点に立つとまるでそれが
見えないということがあります。
そういった教訓を上の二つの写真は示しているように思えますが、如何
でしょうか。
  
では、こんな時、どうするか!
 
方法がひとつあります。
視野の粒度を変化させてターゲットに迫るのです。
 
すなわち、微視的レベルから、マクロという疎視化したレベルの
中間状態にあるメゾレベルの位置に立つ。
 
要するに、ターゲットとの距離感をどう設定するかです。 
下はメゾレベルを意識して撮ってみたものです。

 
これだとどうでしょうか?
開花2日目の写真と比べると「全体」としての変化がわかるよう
になっているのではないかと思います(上記理論が妥当するはずと
信じているので、その宗教心から来る単なる思い込みに過ぎない
かもしれませんが・・・)。
 
さて、この簡単な例が示すように、視点というのをどう設定するかは、
対象をどう認知するかということと深い関係にあります。
 
ガリラボが追いかけるメディアというものについても、このことが
言えます。
個人が持つパーソナルメディアとマスメディアでは見えるものが
まるで違っており、ターゲットの妥当な姿をしっかりと認識するに
はそれに相応しいメゾレベルのメディアが必要なのです。
 
ガリラボが扱う対象でいえば、それは「地域メディア」のようなもの
だと言えます。
こういったメゾレベルメディアを最近はミドルメディアと呼ぶことも
あります。
「きくりん人。」に考えてもらっているメディアとは実はこのように
対象を等身大に映すミドルメディアにほかなりません。
 
 

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