2011年8月18日木曜日

ドイツから届いた週刊卒論ツマガジン

昨日から続いていたBloggerの不調はまだ修復できてないようですが、Editorモードの
設定を従来のものに変更したら入力できるようになりました。
今のうちに、昨日のガリラボのことを書きとめておこうと思います。
 
 
さて、昨日の朝、4年(07)浦本からメールが届きました。
卒論の週刊報告です。



ドイツから送ってきたものです。
彼女はこの夏、ヨーロッパを転々としているのです。
先日、ドイツに入り、ネットがようやく使えるようになってきたとのことで、
それで現地での調査や調査したいことなどがまとめた報告をしてきた
わけです。
フェアトレードに関心がある彼女は、このことについて、先進国である
ヨーロッパの状況調査を卒論に盛り込もうとしているのです。

もちろん主目的は卒論ではないでしょうが、こんな形で調査する学生が現れ
るとは思ってもみませんでした。
だいたいが、安直に手の届く範囲で無難に終わらせる傾向が強く、調査という
のであれば、せっかくだから卒業旅行するつもりで九州各地あるいは日本の
どこかに行ってみてはどうかとけしかけることはよくありました。
夢の段階では多くは賛同するものの、それを実践に移す段階、具体的なレベル
になると、どの場合も不調になるのが常でした。
(ほとんどの学生の場合、それが普通でしょうけど)

けど、この浦本はだいたいが普通でありませんでしたが、私の想像の範囲外、
想定外のところにいるようです。
大学という枠にも収まっていない気配も感じます。

この浦本を見ていると、それこそ、8月9日のガリラボ通信でも紹介した立教
新座高校の校長先生の言う、

  海を見る自由

を実践しているように感じてなりません。この校長先生が卒業生へのメッセージ
中でこんなことを書かれています。

  君らを待つ大学での時間とは、いかなる時間なのか。
  学ぶことでも、友人を得ることでも、楽しむためでもないとしたら、何のために
  大学に行くのか。
  誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。 大学に行くとは、「海を見る自由」を
  得るためなのではないか。
  言葉を変えるならば、「立ち止まる自由」を得るためではないかと思う。
  現実を直視する自由だと言い換えてもいい。

大学生という社会階層だけが唯一「自分で<自由>に管理できる時間」という「宝」を持っ
ています。

浦本はまさにそれを実践しているようにみえてなりません。
大学生であること、大学生が持つ時間を主体的に活用しているように見えます。
主体的に・・・ここが重要ですね!

ヨーロッパの海を見ているのかどうかはもちろんわかりません。
しかし、浦本からの週刊卒論ツマガジンを読みながら、「先生、今日はドイツの海をみて
きましたよ」と、そんなことを言われたように感じました。


さてやらないといけないことがひとつ増えました。
ガリラボお土産MAPにはヨーロッパの白地図も追加しないといけないですね(笑)。

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昨日のガリラボの様子。
3年生は昨日から集中講義が始まったようです。
多くが大学に来ていたようですが、なぜか3年(09)の村中ゼミ長は朝から研究室に
おります。
ほぼ1日かけて、前期の間に行ってきた活動のデジタルアーカイブ化を行っていました。
サイト作りのコツをつかんだことと思います。

3年(09)谷はInDesignとの格闘。
電子書籍化について、なんとなく雰囲気がつかめるようになってきたようです。
暗闇だったところにちょっとだけ光が見えた、そんな感じではないでしょうか。

午後はM1(11)白樫とのゼミ。こっちはまだ薄暗闇状態です。^^;

お昼、2年生(10)の森本、辛島がガリラボ体育委員会の会議で顔をだしましたが、委員
長の3年(09)宮本が来ず・・・・ 結局、次週に持ち越しになったようです。

二人が手持ち無沙汰にしている間、3年(09)市川が火を噴きまわっていたので、少なくとも
退屈にはしてなかったようです。

夕方、4年(08)松永が麦藁帽子をかぶって登場。
3年(09)緒方、松崎は集中講義を終えて登場。

19時ぐらい、アーカイブ作業をすべて終えた村中が去っていました。
今日(8/18)はガリラボ内の片づけをしてくれるそうです。


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