2011年8月5日金曜日

表現とディテールのこだわり「新体操の場合」

新体操とはこういうものだったのかと、ある意味、パラダイムの転換を感じる
ほどの衝撃を受けました。

鹿児島実業高校の新体操がそれです。
東北地方で行われたインターハイの様子がTVで紹介され、順位は低いものの
会場と一体になっている演技だったと聞きました。

それで早速Youtubeで検索しました。
2009年版が次の映像です。再生回数が16万回に達しています。


次は2010年版。
2009年と演技内容は同じです。しかし、その洗練度はすごいものがあります。
1年間で、細かな部分の完成度を高めるためにかなりの練習を繰り返したことが
よく伝わってきます。
驚くべきことに、この映像の再生回数は現時点で、130万回にも達しています。
高校の部活の再生回数としては常軌を逸しているのではないでしょうか。

しかし、それほど価値ある内容に仕上がっていました。
演技とその内容のディテールにこだわった見事な表現になっていると思いました。



ところで、生徒たちの努力も凄いのでしょうが、ディテールにこだわって指導されて
いる先生方の凄さをこの映像から強烈に感じました。
私も頑張らないと・・・・

さて、8割までだったら大よそ誰でもできる。残りの2割をやり10割までもっていく
のが難しいのだ、とは、夜、作業に疲れたころにゼミ生によく話していることです。
残り2割のディテールの部分にどうこだわるか、こだわれる強い精神を持ってい
るかがその人の次の成長を促していくのだと思います。

妥協しない:良いものを生み出し、成長していくためのひとつのポイントです。

最後に、これは(↓)、今年の総体の映像です。
まだアップされたばかりのようです。





表現の重要さ、ディテールの重要さなどをこの高校生たちから再認識させられました。

これからゼミ活動は本格的になります。
ガリラボのみなさん、ぜひともこれらのことを念頭に活動してください。

鹿児島実業高校によって、新体操のイメージが完全に変わりました。
ガリラボによって、〇〇のイメージが変わりましたと言われるぐらい、それぞれの取り組み
にこだわっていきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿