2011年11月6日日曜日

広場に杭を打ち、花を飾ろう!

ツイッター経由で次の言葉を知りました(こちら)。




まったくその通りだと思います。
学びを生み出すポイントは、その前提である良好なコミュニケーションが
生まれるような場のデザインが根本的なレベルにおいて必要となります。
私自身いつも気をつけているつもりですが、なかなか難しいものです。
今後、色々なところで活躍していくはずのでガリラボのゼミ生のみなさん、
そういった場づくりという問題を頭の片隅においておくとよいでしょう。
職場で、あるいは家庭で、もっとも本質的なデザインとなるはずです。

それがうまくいかなったら、「問題が生じる」わけですから、コトは重大なんです。

特に多くの人が将来的に家庭を持つわけで、そういったところで場づくりの
腕が試されるでしょう。
誰でもが自分の家庭ではリーダーにならないといけないわけで、そこでのリーダー
とはたぶん場のデザインをする人でなければならない。
そう思います。

実は、ガリラボの大学院では、この問題について理論的、実践的に研究して
もらっています。
そしてそれは当然ながら学部ともつながっています。
学部で対象にしている地域の問題というのは、地域に学びが不足していることが
原因になっていることが多いのです。
地域内部に学びが生まれる、そういったコミュニケーションの場づくりについての
お手伝いができるといいかなと考えていて、そのツールとしてICTや私たちの活動が
活用できるのではないかというのが情報学(特に最近は地域情報学)を研究する
ガリラボが目指していることです。

今日はきくりん人のメンバーが、雨の中、菊陽町の鼻ぐり井手祭りの取材にでか
けています。
そういった活動自体が、恐らく、場づくりに寄与しているはずです。
彼らは2年生のときから、もう1年以上もこの活動が続けていることになります。
大したものです。
今回はどういった成果を持ち帰ってくるのでしょう?
楽しみにしています。


先のサイトにあったもうひとつの言葉。


これもいいですね。
昔、複雑系やカオス理論(数学の塊です!)を勉強していた頃に、こういった状況を
セカンドサイバネティクスと捉えることを学びました。
ガリラボのゼミ生たちが、ターゲットにおいて、杭を立て花を飾る役割を担い、セカンド
サイバネティクスを実践していけるといいですけどねぇ。

杭を立て、花を飾ろう、それが祭りになる
このコトバは、輝く知性は行動なしには生まれない、というスローガンとほぼ重なります。

コミュニケーションの場づくりのため、杭を立て、花を飾っていきましょう!
それが良好なコミュニケーションを生み、その場にいる人々の学びを育むはずです。

ということで、ガリラボと言う広場にも杭を打ちづけていきたいと思います。
杭打ちは一人では困難なのでみなさん協力をお願いいます。


(素直に受け取り、本当に杭を打たないこと! わかっているでしょうが、念のために)
 
 
 

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