2011年11月26日土曜日

始まりとまとめのモード切替時期

午前中、約束していた菊陽町三里木の商工繁栄会会長のなないろ
写真場・山本さんにお会いしに出かけてきました。

この場を設定してくださった「たわやら酒店」の宇野さんも同席して
くださいました。
宇野さんとご一緒になないろさん所に向かう院OB(06)黒田に、3年(09)
中島、緒方です。



なないろ写真場の山本さんと1時間ほどいろいろと話しました。宇野さんに
同席していただいたおかげで、話はほんとにスムーズに進みました。


話し合いの中で話題が思わぬ方向に行き、2月ぐらいに繁栄会の会合が
あるのでそこで今回の取り組みのプレゼンをしてはどうかということになり
ました。
ちょっと驚いている3人です。


プレゼンなど、願ったりです。
iPadを持ち込んで電子ブックについてPRしてくることになるでしょう。
そのためにはやはりどうしてもクオリティの高い電子ブックを作るスキルを
磨かないといけない。
そこが今後の展開の大切なポイントになるかと思います。

前回もそうでしたが、やはり現場では、予想もしないこと状況に発展するもの
だとつくづく思います。
当初は三里木を対象に電子ブック化することをイメージしていました。
そのこと自体は変わらないものの、商店街とのタイアップに発展していくことは
全く予想していませんでした。
黒田から、菊陽町の商工課(?)に数年前のフィールドワークで一緒に活動した
職員さんがおられることを聞きました。
なんという偶然でしょう。
何かの縁でしょうから、そことも何らかの協力関係ができるといいなと思いました。
これも、本日、三里木という場所で得た成果(?)でした。

場所の力はほんとに偉大です。


さてさて、このちょっとした出来事を例にとっては申し訳ありませんが、物事とは、
あまりきっちり決めてかからない方がいいんです。
もちろん、最後はきっちりとしないといけないのですが、最初はルーズな方がいい。

最初からきっちりしていると、自分の狭い考えの中から抜け出せなくなります。

さて、それでは「ルーズ」から「きっちり」にどのあたりで転換するかとういうことになります。
一般論ですが、最初の方でそれをやる人はあまり優秀であるとはいえない。
小さくまとまる、冒険をしない的な感じです。
出来る人、優秀な人は、締め切りのぎりぎりまで、結構、大雑把にしている傾向が
あるかと思います。
理論上そうなるはずです。
内容をリッチにしていく可能性を探っているからです。
ところがそうなると大きなリスクが伴います。
締め切りまでの時間が短くなっているのに、内容が豊富になっているから、まとめる
ことが非常に難しくなるわけです。
したがって、最後で驚くほどの集中力が要求されることになるでしょう。
優秀な人とはその大変さを引き受ける勇気を持っているという言い方もできるかも
しれません。

本人が持っている集中力と能力に応じて、どこで切り替えるべきかは決まります。
自分の能力の見極めが必要なところですねぇ、ここが。
自分の実力を知ることは必要です。
実力以上に遅らせると、締め切りを守れず、信頼を失うわけだし、あまりに早いと
幼稚なもので終わってしまう。
自分の能力に応じて最適なポイントを見極めていくのも社会人になっていくための
訓練のひとつではないかと思います。

自由にやっているガリラボですので、自分の実力を見極めていく訓練をこの場で
やっていけるはずです。
どこまで自分の限界かをきちんと見極めていける人は、徐々にその限界を先に
伸ばしていける(成長していける)はずです。

大胆に、だけど理性的かつち密にやっていきましょう。
(矛盾しているように感じるでしょうが、まったく矛盾していません)



なないろさんとの打ち合わせの後、12月2日と3日のフィールドワークに向けて
いくつかのお店に挨拶してきました。宇野さんにも一緒に回ってもらってのことです。
宇野さんには1時間半ほど時間をつぶして付き合ってもらいました。
感謝。m(_ _)m
季酔宴


ところで、なないろさん所で一番盛り上がった話題は、この名刺でした。
まさかここでこの小さなコミュニケーションメディアの重要性を知らされるとは
思いませんでした。
ちょどいま、ゆるキャラの投票で「くまモン」が暫定1位という話題性もあるから
でしょうが、大変すばらしい「コミュニケーションの種子」が埋め込まれたメディ
アになっています。

0 件のコメント:

コメントを投稿