対話の中で生まれた二つのガリラボの小さなイノベーションを紹介します。
ひとつは4年生(10)のゼミ会議での出来事。
先日のチェンジラボでは、卒論のこれまでのやり方を変革し、暗黒期をうま
く乗り切っていくためのアイデアがいくつかでました。
その具体化に向けた話をしている中で、登校日を設けること、活動の可視化
のための卒論新聞を発行することといったアイデアと外の視点が重要という
アイデアが結合し、次の手法に発展しました。
(1)9月の登校日に学生GP連携先(熊本空港ビルディング、近畿日本ツーリスト
九州、玉名市役所)の方をお呼びして発表会を行う
(2)卒論新聞を隔週でメールマガジン的に発行し、連携先や下級生に配信する
なかなか優れたアイデアではないでしょうか。
外部の視線の存在によって、進行を促進し、そして質の向上も見込めるものと
思います。
これらはこれまでのガリラボにはなかったものです。
ガリラボに新しいスタイルが生み出された瞬間でした。
今日の対話を録音しておけば、チェンジラボに関して貴重なデータになったかも
しれません。惜しいことをしました。
もうひとつの(小さな)イノベーションは昨日のこと。
3年(11)清田と進路面談をしているときです。
進路とは関係なく、「今朝思ったことなのですが、ドキュメンタリーを撮ってみたい」
と清田が途中で提案をしたのです。
それを聞きに、直観的に「良いこと」と判断。
そのことと、3年後期ゼミ、ガリラボ10年史といったことが結合し、それだったら
時間をかけてガリラボの10年を振り返るようなドキュメンタリーを作ってみようよと
逆提案。
卒業生などへのインタビューやこれまでの映像も掘り起こして、ガリラボの10年を
振り返るドキュメンタリー映像を作っていく。
来年度(平成26年11月)開催予定の興津会10周年には、ガリラボ10年史の配布
とドキュメンタリー映像(短縮版)を流すというのはどうだろうと、そういったことにまで
アイデアが及びました。
いいアイデアではないでしょうか。
ガリラボの10年の節目のドキュメンタリー映像制作委員長は3年(11)清田、そして
10年史の編纂委員長は3年(11)藤本。
これから二人の男子学生には連携しつつ頑張ってもらおうかと思います。
ガリラボが、アイデアを発芽させる力はなかなかのものではないでしょうか。
対話の力は偉大です。
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