正確にいうと、行ってもらいました。
プレゼミ開始前、打合せをするM2(12)大塚、4年(10)漆島、吉村。
横で、M1(13)坂口がオブザーバーとして参加しています。
10人のプレゼミ生に対し、院生1人、4年生2人がいるという、なんとも
贅沢な授業です。
講義が始まりました。
大塚の話を聞く、プレゼミ生たち。
そしてもうひとりのサポーターの院生M2(12)坂本。
坂本のこの時の役割は照明係。
大塚の話に合わせて絶妙のタイミングで照明をオン/オフするという高度な
肉体労働を行ってくれました。
ワークショップの開始。
これは漆島をファシリテーターとするチーム。
まずは体験を言語化する作業。体験を言語化し、集合要素として生産していきます。
こっちは吉村がファシリテーターとなったチーム。同じく体験の集合を作っていきます。
それが終わったら集合要素を似ている/似ていないと言う人間のもつグループ化
能力を使って体験集合をいくつかのグループに分けていきます。
吉村チームも同じその作業。机の関係でファシリテーターは土足で、保坂が作った
ラーニングキャンプのパネルに座っています笑。
作業中はBGMが流れていました。
ここでもM2(12)坂本は活躍。人間スクリーンになるパフォーマンスを披露して
くれていました。^^;
流していたのは(確か?)これ(↓)。
似ている/似ていないという素朴な能力を使ってグループ化を2回繰り返し、
二つのチームが体験を概念ツリーとして表現してくれました。
熊本県立大学というテーマで作成したものです。
体験が異なり、また視点が異なると、県立大学という抽象概念は違った姿を
表すことが見て取れました。
またこうしたグループ化は体験間に距離を生成することも大事な点。大塚が
そこを解説してくれていました。
もうひとつ大事なこと。
体験を概念化することは、そこに集合演算(位相演算)が可能となるということ。
概念に対して認識的操作が可能になるということ。
似ている/似ていないという極めて素朴な能力によって、われわれ人間は、
新しいもの(人工物)を生み出す能力を手に入れたことがワークショップを
通して語られていきました。
実はこれは一般設計学という工学と人類学の間にあるような学問を基礎に
して作った授業です。
わずか90分という時間では十分な話しはできないのですが、進行してくれた
大塚、漆島、吉村、そしてサポートしてくれた坂本、坂口で多少は伝わったの
ではないかと思います。
最後に1年生全員によるリフレクションを行って90分を終えました。
プレゼミで初めて行ったワークショップでしたが、1年生の反応はいい感じでした。
来年もやろうと思います。となると、漆島、吉村に頑張ってもらわないといけません。
よろしく頼みます。笑
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