2018年3月11日日曜日

7年前のこの日(311)とその前後

本日、3月11日、東京日帰り出張でした。
機内から雲の上の富士山をきれいに見ることができました。ラッキーでしたl



7年前の2011年3月10日、キャリア教育関連の出張(ガリラボ通信2011/3/10)で
東京に滞在しておりました。
翌日3月11日に熊本で予定があったので(送別会)、急ぎ3月10日中には熊本に戻り
ました。
そのあくる日、3月11日朝には、NHKでガリラボのことが放送されたことを通信に
書き(ガリラボ通信2011/3/11,9時31分)、そして午後の14時43分にガリラボの
様子をやはり通信に書いて(ガリラボ通信2011/3/11,14時23分)、会議に出かけ
たのでした。
その3分後、
 2011年3月11日(金)14時46分
に大地震と巨大津波が発生。東日本大震災と命名されました。

ガリラボ通信は毎日発行しています。
平成28年熊本地震の時でさえ、どうにかしてガリラボ等の様子を伝えました。
ところが、2011年3月11日の翌日、2011年3月12日(土)のガリラボ通信は存在
しません。
8年ほど毎日発行しているわけですが、この日の通信だけがないのです。

私は東京から前日(3月10日)に東京から戻ってきていたわけですが、地震直後、連絡が
つかない東京の息子は帰宅困難者となって東京の街中を一晩かけて歩いてたようで、
義理の息子は福島で仕事をしていて連絡が取れなくなっていました。
熊本地震の時は自分のことだったので大変とはいっても不安ではなかったわけですが、
何もできないところにいると不安だけが募り、情報収集に必死になっていて、通信を
書く余裕は全くなく、それで3月12日はガリラボ通信の空白の日のなってしまいました。

3月12日は空白。本当は、九州新幹線の開業イベントを新玉名駅からネットで発信する
ことをガリラボで行う予定でした。
まだネット放送が珍しい頃で、慣れないメディアの準備を入念にやっていたのでした。
しかし、あの地震の直後ですから、開業イベントは中止なり、そして自粛モードが広が
り、その他の色々なものが中止や延期となりました。
さらにその翌日3月13日は大学は卒業式でした。
関東あたりでは中止となった卒業式も少なからずありましたが、本学の卒業式は予定
通り挙行されました。
 07ゼミ生卒業式・09院生修了式(ガリラボ通信2018/3/13
とにかく、7年前の今日は遠く離れた九州にいてもものすごく混乱していたように
思います。


あれから7年。
震災の日の今日、東京での仕事を終え、熊本に戻ります。


4年間続けてきた大学基準協会の大学評価委員の仕事が本日で終わりました。
市ヶ谷にあるのですが、ここを媒介にして全国の色々な方に会う機会を得ました。
一番仲良くなったのは北海道の大学の学長さんでした。


たった4年間ですが、神経を使う結構大変な仕事だったので、それが終わったと
思うと市ヶ谷を電車で離れる時、感慨深いものがあります。
市ヶ谷駅そばの桜は蕾がもう今にもはじけそうになっておりました。


私にとって、ひとつの区切りとなった日でした。

 
14時56分に4年(14)児玉からメールが届きました。
4月からの仕事に向けて、3月1日から静岡で会社の研修が行われ、それに参加して
いたのでした。
メールには、
  研修が終わりましたので、ご報告をと思いご連絡しました。
     研修がやっと終了し、いま静岡から帰っているところです。
細いことは掲載できませんが、非常に大変だったようです。
大変だったことは、終わってみると思い出は深く、非常に感慨深いものです。
児玉もまた一つの区切りをつけたようです。

徐々に今に終わりを告げ、それぞれが新しいステージに向けた歩みを進めている
ようです。


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