2018年3月7日水曜日

「ファシリタティブ」とか初めて聞きました。

午前中、久々に4年(14)塚田がやってきました。あさってのチーム
こいたまの引継ぎに向けた準備のようでした。

お昼、私は本部棟へ。
夕方戻ってきたら、3年(15)八並がペンタブを使おうと悪戦苦闘してました。
今年度前半に購入したちょっと高価なものです。
Bluetooth接続できる精度の高い優れものです。
先日話をした絵本作りに挑戦するため、その準備なのかもしれません。
なお、今日も夕方から雑談をしてました。
今日の雑談のポイントは、発達のためには、自分のmajorとするものをきちんと
持つことは前提条件ですが、例えば趣味のようにmajor以外の部分も高いレベル
で持っていた方が良いのだという話をした気がしますが・・・ちょっと記憶が飛
びました。2時間ほどかかる長い話なので詳細は省略します。笑
 
この2人以外のゼミ生は見ておりません。なので、ゼミ生とは関係ない別の話題を。

午前中、ネットで色々と情報収集をしていたら、
  ファシリタティブなリーダー
というコトバに遭遇しました。
舌を噛みそうですが、意味するところは
  ファシリテーター型リーダー
とのことです(最初からそう書いてもらうと良かったのにと、”ちょっとだけ”思いました^^;)
こうしたリーダーシップが社会で求められる理由として、この方は
 (1)価値観が多様化していること
そして
 (2)問題が高度化・複雑化していること
にあるのだとおっしゃいます。
この2つのために異質な考えや意見を取り入れて、それを意思決定へと結びつけて
いくファシリタティブなリーダーシップが大事なのだとおっしゃいます。
日産のゴーン氏がこのことを特に大事にし、就任初年度に2000人のファシリテーター
を育成されたのだとか。

ところで、もやいすとの授業で感想を読むと、特にリーダーになった学生たちは
意見をまとめるのが大変で、いやになってしまったということを書いている人が
少なからずいました。
確かに嫌になりますが、しかしそうした経験がその人の上記のファリタティブな
リーダーシップ力をトレーニングしているわけで、その時には気づかないものの、
将来的にはその重要性に気づいてくれるものと期待しています。

ついでに、ちょっと前の記事ですが、ファシリテーターに向いている人と
いうのがあって
これによれば、1万人以上の指導してきて気づいたのは、「向く人」とは
  学級(クラス)委員長の経験者
だったということでした。
なんとなくイメージできます。
色々な人がいると色々な話をするはずです。ファシリテーターはそれをじっと聞く
能力(我慢する力も含め)が要求されるはずで、学級委員長はそうしたトレーニン
グの場になってきたのではないかと思います。

ガリラボでは色々なグループを作ってリーダーをしてもらいます。
それはファシリテーションに向けた基礎的トレーニングになっているのだと思って
ほしい。
他者の意見と対峙する経験なしには将来社会で仕事していくのは難しいでしょう。
他者の意見をキャッチする力は訓練によって身につけていくものです。
怠っていると聞く耳はふさがってしまい、聞こえないからでしょうが、自分の意見
ばかりを主張しつづけ、その結果、周囲から他者は離れていくことになるでしょう。

そんなリーダーがいたら崩壊の始まり。大変不幸です。

 

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