2012年9月10日月曜日

地域の祭り

先週末の出張では、吉祥寺駅からICUへと向かったのですが、吉祥寺で
見た風景を少し。

駅前商店街です。上通り、下通りよりは少なめでしたが、平日にも関わらず
たくさんの人出でした。
上に「吉祥寺秋まつり」と書いた提灯が掛けてありますが、見えますでしょうか。


秋になるとどこも祭り一色になるわけですが、東京もきっとそのはず。
ここ吉祥寺では、駅前に立派な神輿が飾ってありました。

横においてあった説明書きを拡大します。


地域の交流を主目的に、地域独自の祭りが繰り返されているようです。
つい先日、東京本社に単身赴任している大学時代の友人から「転勤する」
とのメールが届きました。
自宅のある関西に戻るようですが、メールの最後は、今日はこれから
近所の祭りで「百人神輿」を担ぐ、と書いてありました。
地域の祭りに、単身のよそ者が参加するわけです。
この地域だけのことで、それを一般化するのは間違っているとは思いつつも、
東京という地域が外部者を貪欲に組み込みながら大きくなっていけた理由の
一つが案外とこういったところにあったのかもしれません。

地域の祭りは地域の躍動感を表現するひとつの記号のはず。
だから、祭りの衰退とは、地域の衰退を意味するように思います。

ところで、前回の東京出張の際には、きくりん人が菊陽町の中の小さなお祭りを
取材していて、ガリラボ通信で紹介していました(こちら)。
偶然ですが、出張では祭りに縁があります。
 

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