2016年11月1日火曜日

Coho'zu、役場職員さんの取材開始

1限目は講義(データ分析)。最近はかなりの学生が予習して授業に参加するようになり
ました。それで、ほぼ反転授業のようになっています。
8:45以後は欠席、時間内に課題を出さないのは出席しているとはみなさないとのことを
きちんと伝えると、1限目でも遅刻者は皆無だし、授業中もみな熱心で質問も良くする。
曖昧さを無くし、こちら側がきちんとしていれば学生たちはしっかりとやるのだと実感します。
予習をしてきた学生たちには、高次のレベルで理解をしていくよう要求しています。
サポートしてくれている4年(13)塚田と松崎は、受講学生の質問のレベルが上がってきて
いて少し大変そうです。^^;

時間がなかったので12時からM1(16)大野・山口との院ゼミを行いました。
授業実践についてのエスノメソドロジー的分析について勉強しましたが、表面的には
理解できるものの、その本質を今一つ掴みきれない。
「結局、人々の方法とはどういうことなんだ」とテキストを再度吟味し直すことを宿題に
して1時間と少しのゼミを終えました。
あと少しの感じです。完全な理解まで後少しであろうとの感触をつかみ始めているの
ではないかと、そんな感じを(若干)持ち始めています。
 

午後、本部棟におり、夕方から大津町へ。
Coho'zuに同行し、大津町役場に出かけました。


本庁舎が地震で破壊され、仮のプレハブで役場機能を維持している大津町。
そのひとつの部屋で住民課の方に取材できました。
90分ほどの取材でしたが、被災した基礎自治体の職員の大変さを目の当たりに
しました。
取材内容はCoho'zuが書籍の形でまとめることになるでしょうから、詳細は省略しま
すが、いくつもの興味深い言葉を聞くことなりました。
極限状態になっているとき、「みんながやっているから、頑張らねば。自分だけでは
ないぞー、とそんな気持」だったそうで、それがあって大変な時期を乗り越えてこら
れたようでした。
また、この方たちの<持ち場>とはやはり本来の仕事であったことも改めて確認し、
震災直後のあの混乱した状況の中で、役場機能を止めず、本来の仕事を維持しようと
されていた、そのことが強く印象に残りました。


19:30に取材を終え、その後、「広報おおづ」の特集記事の件で、学生GP連携先の
地域づくり推進係と少し打ち合わせしてから、大津町を後にしました。

 

取材に協力して頂いた職員さんとCoho'zu

Coho'zuは明日以降、これから12月まで連続して役場職員さんの取材を行っていく
予定です。
取材にそのテープ起しと原稿作成、極めて大変な作業となりますが、頑張ってほしい。


1 件のコメント:

  1. 大津町に観する記事は毎回シェアさせていただいておりますm(__)m

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