本日午前中(!)、情報コースのバレー大会で3年生が参加しています。
結果は4位にだったとか。3年(15)八並ゼミ長から逐次報告が届きました。
赤いゼミTもなかなか似合ってますね。笑
午後からはひのくに殺人(?)事件ワークショップの作業をするということでした。
ワイワイとやっているのだろうと思います。
知的な何かに向かって力の限り進むのが大学生。
休日に作業しているわけですが、これをそのままストレートに聞くと、「えっ、
休日もゼミの課題をせんといかんと・・・」となって、間違いなく敬遠される
ゼミとなるでしょう。
でも、それはそうではないんですよね。
仲間とワイワイやって、成果物を作り出すのは、すごく楽しいのです。
小学生が、どこかに集まって休日にゲームをやっているようなものでしょうか。
15ゼミ生は仲間とやれるゲームに似た「何か」を手に入れたから、休日に来て
いるはずです。
そうでないと、いくらガリラボのゼミ生と言えども、好んで休日に集まることなど
あり得ません。
ところで、このワークショップの仕上げとして7月5日に発表をさせる予定です。
その発表に関し、前回のゼミ幹部会議で厳しい注文をつけておきました。
今までのプレゼンは平凡すぎる、工夫が足りない、面白くない、と。
ワークショップの成果のクオリティが高いことを要求するのは当然のことですが、
それを的確に伝える、優れたプレゼン、ハッとするプレゼンをやるようにと厳命
しておきました。
ガリラボ通信にはそういったプレゼンのポイントについていくつか書いていますが、
ひとつだけ、4年前の今頃に書いたエントリーを紹介しておきたいと思います。
普遍ではなく特殊~特定の個人を意識したプレゼンへ(ガリラボ通信2013/7/2)
ここで書いた普遍と特殊の関係は、プレゼンだけに限らず、多くの場面で適用するの
ではないかと思います。
(私も実はガリラボ通信は、ある特定の人に向けて書いていることがよくあります。
しかしそれが意外に読まれることも多いのです。そういう意味でも、誰にでも通用
する抽象的なものではなく、ある個人に向けるということを徹底(←ここ大事)し
た方がよいのです)
これは、何かをやるときの指導原理として使えるはずです。
優れたプレゼンをやるようにと私から厳命されている15ゼミ生は、一度は上記エン
トリーに目を通しておくこと。
ところで、ガリラボは、学内でもトップレベルでプレゼンがうまいゼミ生が多いの
ですが、その中でも人の気持ちを掴むのがうまかったのは男子学生が多かったように
記憶しています。その記憶をたどると、
(05)山口、(07)森、(09)市川、(10)森本、保坂、(11)藤本、
(12)尾堂、丸野、(13)多賀、中村、女帝
といったところでしょうか。2人だけ女子学生ですが、圧倒的に男子学生でした。
当然ですが、在学生のプレゼンはこれらの先輩に比べてかなり見劣りします。
こうした先輩のやり方を研究し(そのために共有フォルダがありますね)、そして何が
必要か必死で考え、考えて、これらの先輩を追い越していってほしい。
後輩の目標のひとりとして挙げた(M17)(13)多賀。
その多賀が、念願の初戦突破を果たしました。
顔を合わせると、散々、勉強しろと言ってたので、「突破しました」と昨日報告に
来てくれたときは私も非常に嬉しかった。
プレゼンは非常に得意だし、その上に、学部でやってきた活動は普通の大学生を圧倒
している。確実に、全国の中でも高いレベルでやってきたので次以降も大丈夫とは思
いますが、油断は禁物。
気を引き締めて、次も確実に突破していってほしい。
おまけ~コレクションと構想
私はということ、月曜日が締め切りにしている次の講演の準備を朝6時から
やっていました。昼食抜きで(昨晩、食べ過ぎたのでその調整で食べなかった
だけですけど。もちろん朝食も抜き)。
スライド現在70枚ほどになっています。全てを1から作ったわけではなく、
これまで作っていたスライドを使いまわししているのですが、無数にあるスラ
イドのどれをどう組み合わせ、意味あるストーリーとして仕上げていくかが
難しい。
こういった作業をやっているといつも思います。
無数にある素材の何をピックアップするのかというコレクションする力と、それぞれは
特に関係ない素材同士をつなぎ、人々が納得できる一定のストーリーを作る構想力が
社会人には重要だということです。
ガリラボ恒例、15ゼミ生が今まさに実践しているひのくに殺人(?)事件ワーク
ショップとはこうした力を鍛えるためのワークショップとして設計したものです。
世の中のニュース、企業の製品といった人工物は全てひのくにWSと同様のやり
方で作られていきます。
休日もしっかりとのめり込んで、仲間とたくさん議論して、先々必要になる大切な
能力を鍛えていってほしい。
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