2017年7月15日土曜日

生きていく中で複数のロールモデルを持つ

カルロス・ゴーンさん。知らない人はいないだろうと思います(そう信じていますが)。

ゴーンさんについての次の記事が目の留まりました。
 ロールモデルを持つことで人は学習する

人には変わらない部分(キャラクターとか価値観とか)もあるけれど、能力、理解力、
知恵とかは学びによって変わっていくのだとのこと。
その変わる部分をしっかりと変えていくために、人は「ロールモデル」となる
人物を設定すべきだと語られています。
ロールモデルを持つことで、人は学習していく。当然のことかと思います。

ゴーンさんご自身は、トニー・ブレア(英国の元首相)やマザー・テレサをロール
モデルにされているそうです。
  ロールモデルは複数形であるべきです。複数の人から、それぞれの卓越した
  側面を学べばよいのです。
ゴーンさんに限らず、多くの人がごく自然に複数のロールモデルを設定し、学びを実践
しているのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
私の場合ももちろんそうです。
会ったことのある人物としては、ロールモデルにしたつもりもなく、またロールモデルに
するつもりもなかった父の生き方に、我が身を振り返ってみるとかなり似ている気がして
いて、そのことに気づいたとき、ちょっと恐ろしい気がしました。
それ以外のロールモデルは、多くは会ったことはない人でばかりで、論文や書籍を
通して、一方的に知っている方々ばかりです。
味わい深い文章を読みながら、こういった発想をしていきたいとか、こうした領域を歩いてみたいとか、本の中にロールモデルを設定してきたように思います。
特にある方の論文(機械工学関係の論文です)を手にして、論文であるのに、深みのある
文学作品ではないかと思えるほどの潤いのある文章を読んだとき、強烈な衝撃を受けました。
その人の論文はコラム等、入手できるものすべて読み漁りました。
その影響はかなり強かったようで、それから私の歩く方向はかなり変わったように
感じています。
 
ロールモデル。
たいへん、大事。
ゼミ生は、どんな人をロールモデルとして設定しているのでしょう。


今日は福岡に行ってました。
新幹線内でこれを書いてますが、あっという間に熊本なので、非常に焦って書きました。
考えを必死で整理し、まとめました。かなり大変でした。
でも、やってみるとなかなかいい! 
脳に強い負荷をかけるのに適していると思いました。
(参考:問題に向き合い脳に負荷をかけることの意味 ガリラボ通信2013/5/26
時間を設定して書くことは、負荷をかける良いトレーニングになりそうです。
今度、ゼミ生にもやらせてみようかと思います。笑
 


 

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