2017年7月4日火曜日

台風3号接近の朝に思ったこと

この時期珍しい気がしますが(そうでもない?)、小さいながらも台風3号が
九州に上陸しました。

 
午前7時前の時点でご覧のとおり、九州地方は気象警報で真っ赤。


午前4時の時点ですでに熊本市には大雨、洪水、暴風、波浪の警報が
発令されていました。


気象警報に関する熊本県立大学のルールは以下の通りです。


午前7時の時点では台風が接近している時で、暴風警報が解除されるはずもなく、
7時を少し過ぎてすぐに大学ホームページに緊急情報がアップされました。


緊急情報の内容は、上記ルールに則った休講連絡です。


9時ぐらいになってかなり風雨が強まり、大した台風ではないと思い込み、油断して
いたので、意外に強くて驚きましたが、10時過ぎには弱まり、11:25頃に暴風
警報は解除されました。
その結果、正午には大学HPに



と言った情報がアップされ、4限目から大学は平常に戻ることになりました。


さて、こうした情報がアップされる背景に少しだけ思いをはせると、こうした情報を
提供するためにこうした台風の中でも7時前には職員さんが大学にやってきて待機し
ているという事実に気づきます。
仕事とは言え、本格的な台風の時であったらかなり大変であろうと思います。
そうした時でも出て来られるわけで、こうした仕事があって、2000人もの学生があまり
混乱することもなく、色々なことがスムーズに動いていくわけです。
仕事ってほんと大事ですね。
今現在できていないことに挑戦するような創造的な仕事(例えば、教員がやっている
研究のような仕事とか、企業の開発現場の人の仕事とか)は、華やかで、「未来」を
開拓していくという意味で、非常に大事な仕事ですが、大事な仕事はそれだけではあり
ません。
”やるべきことをきちんとやる”と言った堅実な仕事(事務局の仕事とか)は、「今現在」を
混乱なくスムーズに動かしていく上で非常に大切です。
前者の仕事から比べると地味ですが、今現在においては、もちろん前者よりもはるかに
大切な仕事です。
地味ですが、やってみると分かりますが、実はこうした仕事を”きちんとやる”には、
かなりの想像力(と創造力も)が必要だということです。
想像力のない人には、正確な仕事はやれません。
なぜなら、いつもやらないといけない仕事をやっていく場合、そこでは必ず不測の事態や
例外事項というのが起きます。そういう不測の事態をクリアして初めていつも通りのことは
やれるわけです。
(演習として、同じ仕事をやるのに、なぜそうした能力が必要となるか、具体例を
想像して、考えてみてください)

やるべきことを何事もなくきちんとやれる人というのは、かなり高いレベルの想像力と
創造力を持った人だろうと思います。

どっちの仕事をやっていくにしても、想像する力と創造していく力は不可欠だな、と
台風のやって来た早朝、緊急情報が着実にアップされたのを見て、そんなことを思い
ました。
  



<妄想>
台風とはまったく関係ない、以下、妄想です。
平和でのきな、下の映像の存在をFacebook経由で知りました。
ドローン・フィッシング
200万回以上も再生されています。
これを仕事と見るならば、前者の仕事(研究開発)と言えるでしょうか。www
そしてそれが一定レベルでうまくいくようになったらドローン漁が普通の仕事となり、
それからは後者の能力を持つ人たちがそれを確実な仕事としてやっていくことになる
(・・・のかな?)。www
母船からドローンが無数に飛び立ち、母船の魚群探知機に連動して移動し、魚群に接近
したらその後は自分のカメラで魚を認識し自動追尾しながら、ピンポイントで針を投げ
て魚を取り、母船に戻ってくる。
長良川の鵜飼漁の未来の姿のようです。www
そんなことが可能になるかよく分かりませんが、想像だけは膨らんでいきます。




 

0 件のコメント:

コメントを投稿