2017年7月9日日曜日

限界を超えた地域の事例

(行ったことはありませんが)北海道の北端にある礼文島。


ネットの記事でたまたま礼文島のある地域の存在を知って驚きました。
その地域は、「二並山」の南に位置する海岸線にあります。

驚きの場所を拡大します。


赤い部分をさらに拡大していくと集落を確認できます。
 
小さな集落を確認できます。宇遠内(ウエンナイ)地区という集落だそうです。
現在3世帯9人が暮らしているとのこと。
9人!
ここまでくると限界集落という概念が無関係に思えてしまいます。
限界をはるかに突破し、違う次元へと到達した地域にも思えます。


限界の問題もですが、それ以上に驚くことがありますが、わかりますでしょうか?
少しズームアウトしてみます。
わかりますか。
常識的には普通にそこにあるはずの海岸線を走る道路がないのです。

ここは、限界集落+(道路によるアクセスに関し)孤立集落になっているのです。
災害等で孤立してしまうことはありますが、ここは平常時で孤立しているわけです。
すごいですね。
もっとも、全くアクセスできないわけでなく、山の谷あいのところを拡大すると
そこに道らしきものを確認できます。
まともな道なのか不明ですが、この山道を1時間ほど歩くと、やっと車道にたどり
着けるそうです。それでもっぱら買い物は漁船を使った海路だそうです。(参照
海が荒れたら、完全孤立となり、冬場はかなり厳しい状態になるのではないかと
思います。


限界をはるかに超えた限界突破集落
こうなると、この地域、「隠れ里」あるいは「秘境」にしか思えません。

こういった地区の活性化とはどういったことをやれば良いのでしょうか?
いや、そんなレベルを超えていて、活性化といった概念では照射できない、もっと
別のレンズを使って眺めないといけない地域であるのかもしれません。
   
日本には色々なところがあるものだと、驚きました。

さらに、こうした世界各地の地域をどこでも簡単に確認できるインフラを作り
上げたGoogleにはもっと驚きます。

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日曜日ですがガリラボのゼミ生と3件ほどやりとりがありました。

現在、豪雨災害で大変なところになっている日田市に3年(15)宿利が、実家が
隣町ということもあり、ボランティアにいってます。その宿利から、今回の
ボランティアについてブログを書いたということです。
http://shukuri-hita-shien.hatenablog.com/
色々と情報発信をするのではないかと思います。どうぞご覧ください。

2人は3年(15)青。Nコンに向けたチーム「故郷」で台本作りをやっています。
このチームとは明日打合せすることになっていますが、まだ中途半端な状態
ですが、意見をもらいたいとメールがありました。
←台本の一部
自分たちのやっていることに対して”意見をもらう”という形成的評価をやっていく
ことって非常に大事です。それをやるためには、とにかく何か具体的なカタチを作らないと
いけない。そうした行動が、優れたものを作っていく基本中の基本となります。
それを実践できていていいなあと思いました。

3人目は3年(15)八並。
無事に熊本に戻ってきたとメールが届きました。
また八並たちの取材を受けたOB(12)尾堂からも八並たちによろしくお伝えくださいと
メールが届いていました。
なかなか良い取材になっていたようです。
 





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