2017年7月30日日曜日

物事には真摯に、そして誠実に

口に出すと余計に暑くなりそうなので、口にしたくないですが、
どうしても口から勝手に出てしまいます・・・暑い

昨日は、次のシンポジウム(参照)の仕事を終えた後、久々のメンバーで暑気払いへ。


個別には会うことはあるものの、私も入れてもらって揃ったのは久しぶりでした。
以前、活動していたKW塾の中心メンバー(平野さん、M06黒田、M08佐藤)です。
写真を撮ってませんが、寿司屋での取り留めのない談義となり、良い暑気払いが
できました。雑談の中でいくつか宿題が出来たような気がしています。
ただ、それが何だったのか・・・記憶がないところが残念です。^^;


本日は朝から仕事。
まとまった時間が取れずにこれまで積み残していた仕事を必死で片付けて
いましたが・・・
・・・が、ついつい、合間にさぼって色々な記事を読んでしまいました。

最近入手した新書「縮小ニッポンの衝撃」をパラパラと眺めていると、破たんした
夕張市の状況に絶句しました。
あまりに大変で、次々に職員が抜けていき、それで第2の破たんがあり得るので
ないかと言われているほどで、そんな状況で、NHKの取材に対し、人事も担当する
課長さんが
  ここにはね、希望がないんですよ。
  組織として続かないですよ!こんなんじゃ。
と話されている様子が描いてありました。この言葉に込められている怒りや諦めから、
町の破たんというものがどういうものかそのリアルを強く感じました。
町の破たんは、今のところは夕張以外にはないかと思いますので、破たんはそうある
ことはないわけですが、貴重な事例として多くの自治体が(つまり職員が)しっかり
勉強しておく必要があるのだろうと思います。
金曜日のキャリア形成論で話をしてくれた小山君は、市役所内の同期に声をかけ勉強会を
開いていると話していました(焼き鳥を手にしながら聞いた気がします)。
大事です、職場外での学び。
社会人一般に言えることだと思いますが、学生時代に勉強する癖のない人にはなかなか
それは難しいかもしれません。自発的に勉強するというのがどういうことか、よくわか
らないでしょうから。
 
ところで、貴重な事例の多くは失敗した事例の中にあるもの。
野中らの著名な「失敗の本質」という書籍があります。いつかきちんと読んでみたいと
思っていますが、積んだままです。
ネットを眺めていたら、失敗について次の記事が目の留まりました。
 成功のKPIは失敗の数 日本ユニシス平岡社長
KPIという単語に反応してしまいました。チームこいたまもきっと同じでしょう。
成功は失敗とその分析から生まれるもの(エジソンもそう言ってました)。
ユニシス内に私塾を開き、仕事もやりながら、挑戦をしているとのこと。
素晴らしい。
ガリラボもこうありたい。
以前はやっていたのですが、多忙さに負けしまって、残念ながら・・・という状況です。

ついでにもうひとつ。「さようなら、オレンジ」という本があるそうです。
あるブログで知りました。そこに、読後の感想として、
  目の前の課題に対し、誠実にコツコツ取り組むとき、信頼できる人々と
  つながることができる
とありました。
本は読んでないのですが、この方のこの言葉に強く共感しました。
まったくその通りであろうと思いました。
「誠実さ」、「真面目に取り組む」といったことは、社会でリーダーになっている方が
よく口にされている言葉でもあるように思います。
上記の対偶をとると、
  信頼できる人々とつながれないのは、(自分が)誠実に物事に取り組んでいない
ということなります。
これも胸に突き刺さります。
この話題については先日のキャリア形成論でOG(06,M10)松尾が話したことと重なります。
仕事をしていくのに誠実であることは不可欠。
そう話した上で、そのためには例えば約束したことはちゃんと守るという当たり前の
積み重ねが必要だと続けていました。
 
途中でサボって読んだ記事でしたが、物事には真摯に、そして誠実に取り組みたいと
改めて思いました。
肝に銘じておこうと思います。
ということで、深く反省し、サボっていた仕事に戻りました。




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