九州北部、福岡県と大分県では豪雨災害で大変なことになっています。
JR久大線の日田市付近の鉄橋が流され、しばし久大線は折り返し運転に
なるでしょう。豊肥線も、熊本地震以来、南阿蘇村立野で寸断されている
ので、熊本から大分へと向かうルートは九州新幹線で小倉まで向かい、
そこから日豊線を使うしかなさそうです。
梅雨明け直前は、こうした豪雨災害が良く起こります。昨年は6月末が熊本
でした。地震の後の豪雨でほんとに悲惨でした。
今年も北部で大きな被害が出ています。
被災した皆さんは心配な夜を迎えることになります。早く収まることを祈る
ばかりです。
なお、この豪雨は私も影響を受けました。豪雨による警報発令で、本日、
パレアで講演する予定が延期となったのです。
ぽっかりと時間が空きました。
いつもだと絶対に不可能なぐらいにゼミ生にたくさん時間を割くことができ、
数時間かけて2つの相談に対応しました。
ひとつは、チームこいたま。学生GPの初期報告会の概要提出締切が今日だと
いうので、その添削をやってました。
毎年のことですが、この時期、ゼミ生はこうした論文調の文章を書くのに慣れて
いないため、何が書いてあるのかよくわかりません。
片手間に添削するのはとても難しく、時間が空いて良かった。そうでなければ、
添削できないところでした。
アドバイスしておきたいのは、昨年度までのデータが共有フォルダにあるのだ
からそれらをしっかりと模倣してほしいということ。
オリジナリティは内容だけにして、表現は徹底して先人を模倣してほしい。
模倣が中途半端になってます。
それと書いた後、何度も自分で読み直してほしい。
書いてすぐに私に見せ、添削してもらうだけでは一向に上達しません。
自分の書いたものを色々な角度から自力で徹底的に検討する(推敲する)ことで
言葉を使って表現していく力はぐーんと伸びるものです。
表現力を身につけるため、そうしたことを卒業するまで続けると良いんではないかと
思います。
もうひとつは3年生チームの「故郷(ふるさと)」。
「今、時間空いてますか?」と3年(15)青がやってきました。
今日、チーム「故郷」で、Nコンに向けた打ち合わせをやっていたようで、それに
ついてコメントをほしいということでした。
こいたまの概要添削で頭がかなり混乱をしていたので、クールダウンするために、
そっちの相談に乗りました。
3年(15)青、江藤、園部、そして私の4人でガリラボテーブルで議論。
かなり面白い議論になりました。
このチームは熊本城を映像の起点にしていく予定です。
通町筋で、電車の線路上で出会った人を呼び止め、熊本城をバックにインタビューする
シーンを撮るようなことをしていきます。
1時間か2時間ぐらい議論していた気がします。
何かをやろうとしているゼミ生から相談を受け、「あーでもない、こーでもない」と
議論して新しい何かを創造していく作業はほんとに面白いものです。
本日の話を受け、撮影に向けたシナリオを書いてくるので、来週月曜日にはまた相談に
乗ってほしいとのこと。
もちろんOKしておきました(スケジュールが空いていたところでですけど)。
どういったシナリオかわかりませんが、このチームは熊本市内の観光資源を見つけ、
それらを駆け回ることになるでしょう。
15ゼミ生全体に協力を依頼することにもなりそうです。15ゼミ全体でやれば、
きっと楽しいロケになるのではないかと思います。
このメンバーと熊本城をじっくりと見ていて、気づきました。
熊本地震後の写真のようです。
瓦が落ちています。そしてまだ修復のプロセスに入っていません。
地震で被害を受けて、まだ手付かずのときの熊本城で、ある意味で、貴重な姿が
今現在のGoogleには表示されます。
あちこちで、貴重な写真があるのではないかと思います。
・・・・ということで、熊本城についての貴重な姿のスクリーンショットを撮って
おきました。
<おまけ>
阿蘇大橋付近。まだ斜面が崩落する前のものでした。
ただ、3D写真の合成を失敗していて阿蘇大橋が地面にくっついて表示されています。
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