2013年6月24日月曜日

Job'sの打合せ&2つの気配り

今日の夕方は、チームJob's(代表3年(11)藤本)と雇用環境整備協会との
打合せを行いました。
今年度、チームJob'sが行う研究についてのどう関わっていくのかを、両者で
打合せするのが目的でした。
雇用環境整備協会からは事務局次長の村上さんと今後Job'sとの窓口になって
いただける加藤さんが来られました。
Job's側の参加者は3年(11)上田、2年(12)尾堂、坂本、田中の面々です。
16:30から始まった打合せは18:00頃まで行いましたが、まだ慣れないJob's
のメンバーにとっては難しいようでした。
周囲に内容を明確に説明し、巻き込んでいくのは難しい。
そのことを今日は改めて実感したのではないかと思います。


終了後、改めて藤本と反省会をしましたが、じっくりとリフクレションを二人で
やってみると、実現可能性という点で大変難しい課題を抱えていることが
明らかになったように思います。
昨日も書きましたが、未来を具体的に想像し、それに対応した具体的な計画を
立てていくことはほんとうに難しい。
もちろん、それが出来るようになるための訓練をしている過程なので、出来なくて
当たり前なのですが、しかしその時、自分たちのチカラの無さを自覚することが
重要です。
スラムダンクの名言を紹介しておきます。


ついでに、本日、Facebook上で知った次のコトバも紹介しておこうかと思います。


これから1年間近く、Job'sのメンバーがどれほど伸びるのか、気にしていきたい
と思います。
そのためには、自覚、素直、前に進むといった言葉がキーワードになるようです。
もちろん、これはJob'sだけでなく、卒論を進めている4年生にはさらに大切な
キーワードと言えるかと思います。
4年生はみなそうしたことを実践しているでしょうか。
長い時間を経た後には、結局そうしたことを実践しているかが大きな差になって
いくだろうと思っています。
 
ところで、Job'sの2年生3人は、4年生に作業を依頼され(依頼されやすい雰囲気なん
だと思います。成長のためにはかなり重要な能力ですね)、結局20時ぐらいまで、
残っていました。
帰りがけ、2年(12)田中が、「この溜まったゴミはどうすればいいですか?」とゴミ箱
のことを周囲の先輩に向かって問いかけていました。
驚きました。かなりです。
どうしてそれが驚くべきことなのか、意味が分からないかもしれません。
が、「自分たちのゴミは自分で捨ててね」と最初に私が言わないと気づかない人が
ほとんどなのです。
自分から、気が付く学生にこれまでほとんど出会っていないのです。
私もきっと学生だったら気づかないと思います。自信があります。
こうしたことに気づく人とって、要するに、高い能力を持っていることを証明している。

そしてまた驚いたことがもうひとつ。
雇用環境整備協会の方にお茶を出してくれた4年生二人。吉村と漆島。いつもこの
二人がお客さんにはお茶を出してくれます。
しかも、お茶を出した方がいいお客かどうかをきちんと見極めている(情報処理をして
いる)。
それだけでも感謝していますが、驚愕したのはさらにそれから。
冷たいお茶がなかったようで、氷を入れようとしたら冷凍庫に氷がなかったようです。
それで、どうしたと思いますか。
漆島が、急ぎ、氷を買いに行ったんですよ、周囲に気づかれないように(漆島がいなく
なったのに気付いたので、吉村に聞いてそのことを知りました)。
驚きました。

2年前のキャリア形成論で講師の方が気配りについて論じられていました。
こちらです(←ゼミ生には、ぜひ読んでほしい)。
まだガリラボに来てわずかな田中の周囲への問いかけ、そして実際にゴミを持って
いくという具体的な行動を、そして漆島の冷たいお茶を出そうという気配りなど、こう
したことは日頃から情報を主体的に処理しているからできることだと思います。
気持ちの良い驚きを与えてもらいました。


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