院生２名の仲間入り／新しい塾の塾生たち

平成２８年度の入学式が県立劇場で挙行されました。

始まる前、会場を見てから、私は控室へ。


約１時間ほどの式でした。終了後、撮影したようです。新しくガリラボに加わる
２名が記念撮影し、私宛に送ってくれたものです。


２名のひとりは県の派遣教員で小学校教諭のM1(16)大野です。
ガリラボへの派遣教員はこれで９人目となります。
なかなかの人数になりました。

もうひとりはM1(16)山口。OB(05)でもあります。１１年前に県立大学に入学し、
その１年後にガリラボに入り、ガリラボを巣立ってから、紆余曲折して、また
ガリラボに戻ってきました（出戻りです笑）。
これまでは外からガリラボに協力してくれていましたが、これからはガリラボの
内部に入って活動していくことになります。
せっかく戻ってきたのです。嫌になるほど勉強させようと思います。

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先日、ゼミ生を募り、学年を越えた学びの実践共同体としての塾を開講しようと考え、
そのことを紹介しました（ガリラボ通信2016/4/6）。
名前はまだありませんが、塾長はとりあえず津曲。
そして、死ぬほど勉強させる意味で、塾の事務局は山口に任せます。
そう伝えると、山口は、２９年間の人生をかけ、人脈もフルに生かして意義あるものに
していきたいと意気込みを話していました（ただし、意気込みだけ、掛け声だけに
終わらないよう、塾長の私は山口の監視をしていく予定です。私の唯一の仕事は
山口の監視。笑）。
なお、学部側の事務局員も必要だろうと思いますので、それは４年(13)塚田に任せようと
思います。

その意気込みが通じたのでしょうか、メールでの呼びかけに多くのゼミ生が
参加の意思表明をしてきました（ガリラボ通信2016/4/8）。
その後また連絡があり、
　５）私も勉強会に参加したいと思い、メールしました。
　　すでに名乗りを上げた4人につられて、の面が強いのですが（汗
　　今の自分に足りないものを掴み取っていくためにも、必死に食らいついていこうと思います。
　　よろしくお願いします！
　　（その後、私からのメールへの返信として・・・）勇気を振り絞ったんじゃないかとのことでしたが、
　　まさにその通りで、何度か送信ボタンを押すのをためらいました。
　　でも今まで何度か自分を伸ばせるような機会を逃したことを考えると、自分は何の為に
　　このゼミに入ったんだと思えてきて、結局勢い任せで送りました。
　　あの時勢いでも参加することを決めて良かったと後々思えるよう真剣に向き合っていきたい
　　と思いますので、改めてご指導ご鞭撻のほどお願いします！
　６）少しだけ迷っていましたが木曜日に行う私塾がなんだか面白そうだと思いました。
　　せっかくの機会なのでぜひよろしければ参加させていただきたいです。
　７）〇〇塾のことですが、毎週参加はスケジュールが厳しそうですが、
　　飛び入りで、参加できる日にはぜひ参加させてください！
　　面白そうで、去年のもやいすとを思い出します。
　８）今宮崎から戻りました。
　　私塾、とても面白そうですね。せっかくの大学生なので参加したいです。
　　多くの人と沢山話して自分形成をしていきたいのですが、まだ入れますか？？
ということでした。
いいですね、勇気を振り絞るって。世の中な複雑系です。最初のその小さな勇気が
結果として大きな変化となっていくことは大いに考えられます。違う世界を広がって
いるはずで、その時、新しい領域の開拓に成功したと言えるかと思います。


新しい塾のメンバー（塾生）は
　　津曲（塾長）、
　　M1(16)山口（事務局）、大野
　　４年(13)塚田（事務局）、松崎、岩坂、時松
　　３年(14)児玉、谷口、古谷、塘添、塚田
と１２名になりました(随時参加者含む)。予想していたよりも多い。驚きました。
とりあえず平成２８年度上半期を目途に、この人たちとで学びを深めていければと思います。

西郷隆盛と大久保利通を扱った司馬遼太郎の小説に「翔（と）ぶが如く」というのがあります。
大河ドラマにもなった名作です。小説のタイトルは、薩摩に伝わる
　泣こかい飛ぼかい　泣こよか　ひっ飛べ
という言葉（参照）から来ているようです。
最初はあまり考える過ぎるのもよくないでしょうから、
　泣こよか　ひっ翔べ
の精神で走りだし、走りながら必死に知恵を絞って運営をしていこうと思います。
そして、山口や塚田を初め、塾の理念に賛同し集った１２名の塾生が、それぞれが持つ
潜在的なパワーを外に解放させる道具となって、ガリラボに大きな爆発力を生み出して
いってくれるといいかなと思っています。
多様な年齢集団の新しい仲間で「おもしろき　こともなき世を　おもしろく」していきましょう。

ただ、不発に終わったらどうしますかね。
仕方ありません。
その時は、潔く解散し、事務局M1(16)山口に全ての責任をとってもらいましょう。笑
　　
　
こりゃー、面白いことになっていきそうです。