2016年4月25日月曜日

本震の夜、避難者から見た県大生

今日もまた雨が降っています。
普段であれば恵みの雨なのかもしれませんが、現在の熊本で、特に被災した
地域にとって、被災した皆さんにとって、無情の雨になっているように思います。
ちかは大丈夫だろうか・・・大変心配です。
  
さて、本日もガリラボに行くこともなく、朝から本部棟に詰めております。
課題が徐々に解決されていき、当初に比べ、やることは少なくなってきました。
だからでしょうか、少々、燃え尽き症候群に陥り始めているような気がしないでも
ありません。初動時のホットな時期を過ぎて、これからは冷静にやるべきことを
着実に処理していかないといけないわけで、そうした時に、そんな精神状態になる
のはとんでもないことです。

こんな時はゼミ生の声を聞くのに限ります。
ということで、4年(13)塚田ゼミ長と3年(14)児玉ゼミ長にメールで連絡を取りました。
用件は、27日お昼からの「ガリラボ復旧隊員」募集の依頼です。
二人でささっとやってくれました。全部で10名ほど参加してくれるとのこと。感謝。
少なすぎず、また多すぎることもない。適度な人数で、うまくやっていけそうです。
27日は、あの悪夢ような4月14日(木)21:26から約2週間ぶりぐらいにガリラボに、
ゼミ生の賑やかな声が戻ります。すごく楽しみです。

なお、直接ゼミ生と話もしました。
ボランティアをやっていたゼミですが、4年(13)中村を始め、ガリラボのゼミ生も
たくさん頑張っていたんですよね。
4月23日(土)の熊日第1面に、あの時、大学を避難所として利用された記者さんが
こう記されていました。
  3日間だけだが、夜は車中や避難所で寝泊まりした。
  頭が洗える、トイレができる、風呂に入れる−−そのありがたみを初めて知った。
  非公式の避難所ながら、寝ずに立ち働き、丁寧に対応する県立大生には頭の
  下がる思いがした。
こうした感謝をされるぐらいに学生達は献身的に避難者の支援をしておりました。
自発的に生まれたグループでしたが、組織的に非常に優れた支援をしていて、
見事なものでした。




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