Facebook経由で、WIREDに掲載されたこんな記事を知りました。
32年の追跡調査でわかった「幸福な人生の秘訣」
ニュージーランドで生まれたばかりの子ども1000人を対象に、
追跡調査をしていて、その人たちが32歳になった現在、彼らが
幸福度をどう捉えているかを調べたとのこと。
その結果、次のことがわかったそうです。
成人後の幸福度に最も結びついていたのは、若年期(10代)に
おける「社会とのつながり」であったということでした。
一方で、「学業成績」は幸福度とはあまり相関がなかったという
結果も見出されています。
なんとなくですが、想像できる結果です。
ただ、ここで、社会的つながりとは、何かが気になりますが、この
調査では次の2つのことが挙げられていました。
10代において、
・両親との関係が良好であること、
・学校が好きであること
が、社会的つながりとして重要な要素であるそうです。
この条件を満たしている10代は、成人後に幸福度が高くなる傾向が
あるということでした。
ところで、上げ足をとってもなんですが、一般的には上記の条件を満た
していると学業成績は良くなりそうに思います。
そうすると学業成績と幸福度は相関が生まれそうですが、相関が見られ
ないと結論付けられていて、ちょっとその辺りは釈然としない調査です。
この研究がさらに見出した「社会的つながり」と同じぐらい重要な因子は、
10代の若者が自分の生活をどう捉えていたかでした。
それによれば、
自分の将来について楽観的で、自立していて、おおむね忙しい
毎日を送っている、ようであれば幸福な大人になる可能性が高いと
いうことです。
これを読み、これって昭和30年代のAlwaysの頃の少年・少女たちにかなり
当てはまっているのではないかと思いました。
高度成長という時代背景に強く影響されてのことでした。
このため、成熟社会を築いてしまった平成の現代では、上記の感覚を持つ
のはなかなか難しいことかなと想像します。
が、それでもそうした生き方を多少なりとも実践した方が良さそうです。
少なくとも、自立し、忙しい毎日を送るということは実践した方がいい。
最近、ゼミ生に対し話す機会が少し減ってしまいましたが、
輝く知性は行動なしには生まれない
というガリラボで掲げたスローガンは、将来の幸福と多少なりとも関係する
のではないでしょうか。
楽な方に流れると先々あまり良いことはありません。
とまあ、先の調査は、私たちが直感的に感じていたことを32年かけて
実証してくれた研究かと思います。
最後に・・・
10代ではありませんが、OG(04)井口とか、先の文言がほぼ完全に当て
はまっているように思いました。どうでしょう・・・笑
---
0 件のコメント:
コメントを投稿