ひとつ前のエントリーで、
未来はあるものじゃなく、つくっていくものだからです。
地道な小さな努力を長い間積み重ね、人工的にかつ多様な人の力で
作られていくものです。
そこには多分に偶然がある。
その偶然をキャッチして未来を形作っていくのは、やはり動きを地道に
継続していることが不可欠だろうと思います。
と書きました。
書き終わった直後、それこそ偶然に、糸井重里さんの次のツイートを
目にしました。
しっかりと感じる、そして毎日やすみなく考える。
それが難しい問題を解決していくのだ、と。
すごく共感します。
ひとつ前のエントリーもそのことを伝えているつもりです。
問題を解決していく方法はそれしかないでしょうから。
ニュートンはリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を発見した
と言われます。
恐らくこれは嘘でしょう。
ニュートンは、ある理由で、自然の法則を解き明かすことが必要だった。
それで、ずっと、ずっと、星の動きのことを考えていた。
考えがまとまろうとしていた、その瞬間たまたまリンゴがそこにあったのかも
しれませんが、別にリンゴでなく、石っころがテーブルから落ちても良かっ
たんです(多分)。
でも、石っころよりはリンゴの方が、人に説明するとき興味を持って聞いて
もらえるのではないか、というプレゼンのテクニックからリンゴというものを
持ち出したのではないかとも妄想しています。
さらに話を飛躍させますが、、、
先日のエントリー(社会人に必要な能力)で、
DeSeCoのキーコンピテンシーとは、一言で言えば、<道具を介して
対象世界と対話し、異質な他者と関わりあい、自分をより大きな
時空間の中に定位しながら人生の物語を編む能力>だということが
できよう。
というのを紹介しました。
物語を編んでいく能力。
これもすごく重要ですね。休みなく考えてようやくたどり着いたアイデアも
それが伝わらないとどうしようもにない。
ニュートンは自分のアイデアをリンゴが落ちると言う物語の中に組み込んだ。
また話が飛躍しますが、、、
そんなことを考えていると、糸井重里さんのように、長くてもワンセンテンス
ぐらいで人に物事を伝えていくコピーライターという人たちのすごさを感じ
ざるを得ません。
気になる言葉(糸井重里さんのコピー 一覧)
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