2013年8月9日金曜日

初心を思い起こしつつ、お願いを。

今朝、新聞で二つの記事に目が留まりました。

ひとつは記者さんのコラム。

 
もうひとつは「この世界は美しい(2012/7/17)」でも取り上げた河瀬直美監督の
資源を磨くというインタビュー記事。


二つの記事を読み、ガリラボにて地域に入り始めた頃のことを強烈に
思い出しました。
大学キャンパスというコントロールされた居心地の良い空間を飛び出し、
何が起きるかよくわからない野生の環境に出向くのです。
今になって考えるとどうして地域に出ていこうと思ったのか、実は明確には
思い出せません。
天草Webの駅の立ち上げに私が関わるようになり、これを支援する形で学生
グループ「うちわEBI's」を結成したのが出発点でした。
院OB(08)佐藤がM1のとき、06ゼミ生が3年生のときですから、もう5年も前の
こと(いや、わずか5年かもしれません)です。
うちわEBI'sによって、地域で学生と一緒に活動していくノウハウをたくさん勉強
させてもらいました。
度々、天草に出向き、胃が痛くなる心配もたまにしながら、慣れない地域という
フィールドでハラハラドキドキしながらの活動でした。
だけど、思い返せば刺激的な楽しさ(プレイフルさ)満載のフィールドワークの
連続でした。
ゼミ全体で、調査隊を編成して、実施していくことが多かったですし。

その時に蓄積したノウハウを満載して、菊陽町で活動するチーム「きくりん人」が
その後結成されたのです。
代表となったOG(09)中島が2年生の時でした。
それからも3年。
きくりん人も頻繁に菊陽町に出向き、菊陽という町の理解に努めていったわけです
が、ここでテーマにしていたのが、「日常性」と「映像による記録」です。
当時、ガリラボではといいますか、私の興味対象がこの二つでした。
ガリラボの活動理念にもしている考え方でした。
今ももちろん頭の片隅は残っていますが、しかしそれが薄れてしまっている自分が
いて、そのことにこの二つの記事は気づかせてくれました。
 
レンズを通して、カメラを通して地域を見つめ、日常を固定していく。
そんな作業をうちわEBI'sのメンバーやきくりん人のメンバーと一緒にやっていた頃が
懐かしい。
だけど、最近は忙しいという理由で、そうしたことを自分ではせず、ゼミ生にただ一方
的に指示するだけの自分がいます。
少しは地域の現場に出て、一緒にレンズを通した活動していかねば、地域に向き合う
感性が落ちてしまいそうです(元々あったかどうか不明ですけど)。
記者さんのコラムにあるように「初心を思い出し、レンズを通して日常に埋めこまれた
地域の魅力を探して回ろう」かと思います。

その手始めに、時限付きで結成された「でこぼこフレンズ」に私も参加させて
もらい(迷惑を顧みず参加します)、時間の都合のつく限り、映像づくりをやって
みたいと思います。
映像作りって、モノづくりに他なりません。
大昔、こう見えて一応、エンジニアの端くれでした。
モノづくりの遺伝子はまだ埋めこまれています。
だからモノづくりの場では血沸き肉躍ってしまいます。
楽しいこのチームの邪魔をしながら、映像作り、音作りについて考えていきたい。
そういうことで、もう2回も邪魔をしていますが、でこぼこフレンズのみなさん、嫌がらず
相手をしてください。笑
 
 
久しぶりにこの時間一人の研究室で、let it beを聞きながら昔を振り返ってみました。
たまにはいいでしょう。

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