2016年10月22日土曜日

もやいすとジュニア育成/白亜祭作業は今日も続く

ガリラボに来ると現在、コウモリがお出迎え。
昨日から、ハロウィン&興津会仕様の装飾が施されております。残念なことに、コウモリ1匹が
落下しておりました。


本日は9時からもやいすと(地域・防災)ジュニア育成の講義とフィールドワークで、
ジュニアは中2講義室に集合でした。
中2前の廊下。

廊下の掲示板をよく見ると、「タマずきんちゃんを探せ」のポスターがずらり。
もやいすとの学生たちの目にもきっと入ったのではないかと思います。^^;


もやいすとの学生たちの本日の内容は、講義と益城町のテクノ仮設住宅にある「みんなの家」で
地域の人の話を聞くという2つでした。
本日、私が担当したのは講義。
東北発☆未来塾で、平田オリザさんが「演劇のチカラ」というテーマで、東日本大震災からの
復興に向けて学生たちにヒントを与えていく4回シリーズがありますが、その一部のビデオを
使って、朝から夕方まで断続的に25人x4回の講義を行いました。


午前中に2回の講義を終えて、お昼休憩中。
写真は4年(13)松崎。食べてるパンがちょっと大きい。笑


仮設団地から戻ってくる学生たちに講義をするのですが、誰もいない教室でひたすら
待つのは、意外に辛いものでした。涙


講義は、ビデオ学習を主にするものでしたが、視聴後に行うディスカッションに備え、1年
生はかなり集中していたように思います。
真剣さのオーラがヒシヒシと伝わってくるグループもありました。
こうした真剣な人たちがいる場に立ち会えるのは非常に気持ちが良いものです。
ビデオなので疲れないように思うでしょうが、終わってから異常に疲れました。ただ、こう
した真剣な場のおかげで、心地よい疲れでした。

私の講義内容(※)は、仮設住宅での地域の人の話とうまく接続されていたようで、学生たちは
益城で見て、聞いたことについて、ある程度理論的に話ができるようになったのではないかと
考えています。
(※)この日、雨が予想されたため、急遽取り入れた授業でした。2日前の木曜日のほぼ1日を捧げ、
       突貫で設計・準備した割には意外にうまくいったというのが終わってからの感想です。
講義は、多くの1年生がかなり集中して聞いてくれていて、最後15分を使って、
 1.自分の言葉で内容を振り返る個人作業、
 2.それが終わった後は、2人ペアでの対話(ダイアログ)を使った理解の深化
といった内容で進行し、最後には、
 3.全員が参加する公的空間(パブリックな場)での公開討論(1人が発表し、他の学生が
   それにコメントする)
と、段階的に拡張していくワークを短い時間で進める形でデザインした講義は、ほんとに短い
時間でしたが、なかなか優れた白熱教室になっていたように思いました。
学生たちって、やはり、良い学習環境、良い場をデザインすれば、実のある話を始めるのだと
思いました。
なお、こうしたデザインが出来ているのも、IR室の(M08)佐藤やM1(16)山口らが奮闘している
おかげ。IR室、COC推進室と多忙を極めていると思います。m(_ _)m
  

こうした奮闘からわかることは、良いデザインとは、ひとつひとつにこだわり、それぞれを意味
づけていること。それが良いデザインにおいて大事な点だと思います。
恐らく、このことは講義のデザインだけの問題でなく、色々なイベントデザインすべてに通じる
ものだと思います。
ガリラボでは、イベントを作るのもひとつの大事な活動ですが、身近な授業というイベントが
どう作られているかを、しっかりと観察しておくと参考になるでしょう(全て観察からです)。
 

ガリラボでは大きなイベントづくりが現在進行形で行われています。
そのひとつが白亜祭(実行委員長は上で大きなパンを食べていた4年(13)松崎)。
今日も、白亜祭の準備が行われていました。ゴールオブジェト班(リーダー4年(12)河邉)が
頑張っていました。
道場での様子です。本日中にはこの作業は終わらせるのだと豪語しておりました。



<役立たず>
「留守番頼む」と言って出かけ、講義から戻ってきたら、私たちが入ってきたのにも
気づかず熟睡中。┐(-。-;)┌
こういうのを「役立たず」と呼ぶのではないか、と・・・。
優れた事例だと思い、迷わずシャッターを押しました。笑



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