2016年10月30日日曜日

もやいすと(地域/防災)ジュニア育成~モノづくりワークショップ

本日はもやいすとジュニア(地域と防災)で活動③としてワークショップを行いました。
活動③を選択しているのが合計で100人ほど。それを2つに分け、午前が地域ジュ
ニアの50人、午後が防災ジュニアの50人でワークショップを行いました。
今日のワークショップは、仮設住宅を作り、体験し、被災後の生活を考えることを狙いに
しているものです。
また、模型作りを通して、チーム内でモノづくりを担当する人材として意識してもらい、
12月24日の発表会では、モノづくりを意識した発表につなげてほしいという願望も
組み込まれています。
朝8時に教職員、SAが集合。モノづくりワークショップの準備を1番教室で始めました。


一方、1番教室の外では、同時に別の準備が始まっています。

KASEIプロジェクトに参加している居住環境学科の2年生たちが協力して
作り上げた仮設住宅の実寸大模型の組み立てを開始しました。

床が設置されていきます。

壁は巨大な段ボールで作られていました。

それを木材の固定し、内部には畳も運び込まれ、実寸大の仮設住宅が
学生ロビーの隣に突然姿を現しました。


教室で、ワークショップが始まりました。

本日のワークショップを計画してもらった居住環境学科の佐藤先生がワークショップの
進行役を務めていただき、ジュニア一人ひとりが、スケール1/50の仮設住宅のモデルを
組み立てる作業を行います。

ケント紙にレーザーカッター(?)で切り込みを入れた精巧な型紙が、佐藤先生の手で
100人分準備してもらいました。100人分! 大変だったろうと思います(感謝)。


型紙には意図的に説明が省略されており、どれがどの部品なのかを、前列の学生に
伝え、その学生は後ろに学生に教えていく伝言ゲームで情報を伝える方法を採られて
いましたが、教室内にコミュニケーション&インタラクションを生成させるなかなか面白
い方法だと思いました。

佐藤先生の解説と伝言ゲームの併用で、学生たちは説明のない型紙から仮設住宅の
模型を作っていきました。

SAのメンバーそれを支援しています。

支援しているはずです(3年(14)塘添)。

横に座って支援しています(3年(14)秋山)。


1時間ほど教室で模型作りを行った学生たちは4グループに分かれて交代で
手を休め、外へ。
実寸大模型を作った居住の2年生が、仮設住宅について解説をしてくれました。

ジュニアは、それぞれ(まだ中途ですが)、自分の作成した模型と見比べながら、
実寸大の感触を確かめていたようです。

丈夫に作ってあるので、住宅内部にも入っていきました。

4畳半の畳の部屋で説明を聞きながら、仮設住宅の特徴をしっかりと理解して
いったかと思います。


全体で2時間のワークショップが終わったら、1時間ほどの振り返り。
本日のワークショップの内容を議論を通して振り返り、知識を固定化する作業を
行いました。
ファシリテーターはIR室のM08佐藤。

ジュニアが議論している際には、COC推進室のM1(16)山口やSAの学生たち
(4年(13)岩坂、飯沼、多賀、3年(14)秋山、園田、塘添)がサポートとして
入りました。

 
最後に、ジュニアに発表をさせました。本日の感想を含め、課題をどう捉えたかに
ついて話していもらいました。さらに、その発表に対し、他の学生が指名されて、
コメントを言うという公開討論会スタイルを前回同様に行って、白熱した議論を
1年生の間で行ってもらいました。


片付けまで終わったのが17時半過ぎ。
今日もなかなかハードな1日でした。
 

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