火曜1限は私の授業。なんだかんだとぶつぶつ言いながらも
一番前に陣取った3年生たちは熱心に受講しております。
スキルをテーマに開講している授業のため、時代からはかなり遠いところに
あります。
一方で、前期の講義は現代の情報社会を追うものなので比較的先端的な
ことを話しています。
その中で、コンピュータは15年に一度程度のペースで革命を起こしてきたことを話しています。
■1975年頃のキロの時代。
文字処理を行えるようにコンピュータによってワープロが発明され、OA革命が始まりました。
■1990年頃のメガの時代
画像が扱えるようになったコンピュータは通信の夜明けと共にインターネット革命をもたらします。
■2000年頃のギガの時代
動画を扱えるようになったコンピュータはロボットを生み出し、ストリーミングによってマスメディアに大きな変革を与えるIT革命を生み出しました。
最後の革命から10年ぐらい。
そろろそろ次の革命が始まっているようです。
ユビキタスコンピューティング革命を前提にしてソーシャルメディア革命が始まっているように思います。
それについて紹介映像がYouTubeにあります(今年の5月ごろに見つけていたものですが、ここで紹介しようと思いながらつい忘れておりました)。
5月に見た時も刺激的でしたが、今だとリアリティを直接的に感じ始めているため、さらに強烈な刺激に感じます。
たくさんありますが、例えば、
アメリカ教育省の調査:対面よりオンラインで授業を受けた生徒の方が成績が良い
とか、
いくつかの大学はメールアカウントを付与せず、代わりに電子書籍リーダー、iPad、
タブレットPCを配布している。
など教育界には大きなインパクトを与える文言が並んでいます。さらに、
YouTubeは世界で2番目に大きな検索エンジン
や
クリスマス・シーズン中、Kindleは紙の書籍よりも売れ
また
ニュースを見つけにいくのではなく、「ニュースが我々を見つける」時代
とかですね、メディア関係でも挑戦的な文言が飛び交っています。
最後の方に、
ソーシャルメディアは一過性の流行でなく、コミュニケーション手法の根本的な変化
といった表現が出てきますが、たぶんそうなのでしょう。その兆しは感覚的に理解できます。
たまたま現在読んでいる「破壊的イノベーション理論」と合わせると、現在の教育のあり方のについて真面目に考えざるをえない状況になってきているのではないかと思いました。
2000年頃のIT革命から15年ほど経つ2015年ぐらいがひとつの代わり目を迎えるのかもしれません。
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