2011年10月4日火曜日

ガリラボ内の複数ユニットの意味

ガリラボは、単に50人のゼミ生がいるのではなく、内部に様々な
それぞれの目的を持つユニットが存在して、活発に動いています。
卒論チームを除くと、

・玉名プロジェクト、
・きくりん人、
・ゼミ新聞、
・体育委員会、
・白亜祭実行委員会(玉名市とのコラボ)、
・NHK映像コンテスト、
・電子書籍研究会

等々が動いています。

意図的だったか、そうでなかったかはもはや不明ですが、こうした
ユニットには当然ながらリーダーがおります。
卒論チームにも山ほどリーダーがいますし、さらにサークルの代表を
努めているゼミ生もたくさんいますので、ガリラボ内には実はリーダー
経験者が多数おります。

そうしたとき、どうして企業はリーダーシップ経験を学生に求めるのか
という話題を耳にしました。

よく考えるとこれは不思議なことかもしれません。
全員がリーダーだと「船頭多くして船山に登る」の例えの如く、組織とし
てはうまくいかないのではないかと思われるからです。

ところがそうではないんですね。

リーダー経験者で構成される組織とは、そうでない組織と比較して、
高い成果を出しやすいのだというのです。
先の格言を否定するような見解ですが、しかしその意味をじっくりと
考えれば確かにそうなることがわかります。

例えば、リーダーを経験したことがない人とは、
・真っ当かもしれないけれど、物事を前に進める障害となる意見に拘ったり、
・本質とはさほど縁のない部分に拘ったり、
・そもそも無関心であったり、
・いよいよという時に無責任なドタキャンをしたり、
という具合に、リーダーから見るとほんとに手を焼きそうな行動を
する場合があります。

たぶん、こういったのはリーダーとして苦労した経験がないからでは
ないでしょうか。
おおよそ賢い人が多いでしょうから、リーダーの大変さについては頭では
わかっているものの、要するにそれだけです。
リーダーの実経験がある人ならば、組織を前に進ませていくことが如何に
大変かがわかっているから、上記のような行動は、かなりの部分で慎む
のではないかと思われます。

だけどそうした体験がないと、頭で理解しているだけですから、実際の行
動の場面では、上記のような行動をしてしまう傾向にあり、その結果、組
織的行動を非効率にしてしまうのです。


以上の話を知り、乏しい体験ですが、確かにそうだよなぁと感じます。

またこの話によって、ガリラボで、たくさんのゼミ生にリーダー体験をして
もらっている意味が、私自身がよく理解できました。

要するに、リーダーシップというものを体験することは、仕事をしていく上では
もちろんのことですが、家族を持つ上でも大変重要なわけで、そういう意味で、
この大変な役割を誰でも一度は体験しておくことが重要なんだ、ということです。

・・・ということで、組織は、「組織が高い成果を上げるためには、自分自身が
如何に振る舞うべきか」を頭だけなく、体で理解している人を求めているはずです。
リーダーとして成功したかどうかというよりもリーダーシップというものを体験し
てきたかが重要だとも思われます。

ガリラボで、雨後の筍のように、やたらとプロジェクトチームを立ち上げて
いるわけですけれども、それによってリーダーシップを体験をする実践の場という
意味でガリラボを眺めると、ガリラボという空間がまた違った風景として映るのでは
ないでしょうか。

私にとって、ガリラボという日常について、ひとつの再発見でした。


さて、以上のことから、わがまま言ったり、遅刻したり、リーダーからのメール
問い合わせを放置したりといったことは厳に慎むべき行為であることがわか
るかと思います。
リーダーには協力していきましょう!

(推敲なしで)まとまっていませんが、以上、参考までに。

0 件のコメント:

コメントを投稿