2011年10月9日日曜日

ガリラボ内サーバー復旧

インクジェットプリンタを使うため、少し前にポンコツPCを取り出し、
配置しました。
多くのゼミ生が、扇風機を乗せる台座としか思っていないのでは
ないかというあの超低速PCです。

あまりに遅いので、止まっているのではないかと思ったようで、
あちこちクリックしまくり(村中ではなかったかと記憶しています)。
PCがパニックってしまうという悲惨なことになったこともありました。
最後は、強制終了⇒再起動。

で、この扇風機台座を設置するに当たり、配線の関係で、ガリラボ
内の専用サーバーの配線を抜き取り、サーバーを停止しておりました。

誰も何も文句を言わなかったので、そのままにしていたのですが、最近に
なって復旧してほしいとの要望がちらほらと・・・
(卒論関係のデータがこのサーバーに入っているんです)

しばし放っておきましたが、先ほどようやく配線関係とアップデート
作業をすべて終わり、使えるようにしておきました。

放っておいたのは机の下に潜り込んでの作業になるので、さすがに
ですねぇ。

私がGパンの出で立ち、そして誰もPCを使っていない、さらに机に
下に潜り込んで作業できるほどの気持ちの余裕があるといった厳
しい条件をクリアした本日夕方からが作業に入りました。
作業時間は1時間ほど。
見た目は全く変化ないので気づかないでしょうが、サーバーを
復旧させたので火曜日から前の卒論データなど閲覧できます。
4年生諸君、ドシドシ利用してください。



ーーーーーーーー以下、ガリラボとは無関係な内容です。

ジョブズ氏の記事を読んでいたら、日経新聞Web版2011/9/30の
記事が目に止まりました。タイトルが、

IT業界、次の主役は?「スマホ」「ソーシャル」が技術革新の核に

というもの。日米韓を担当する3人の記者の座談会形式の記事です。

破壊的イノベーション理論的に言えば、パソコンはほぼ破壊される
直前まで来ているようです。
HPなどが収益性の低いパソコン事業を分離するのだそうです。
このことを「もはやパソコンはITの中心ではない」といった過激な表現で
語られていました。

確かに、大学にいるとそのことを実感として感じます。

パソコンがなることはないでしょうが、それは大型コンピュータを
駆逐した時のパソコンとの関係と似ているのではないかと思っています。
今も大型コンピュータがなくなっているわけでない。
用途はあるけれど、それがすべてではなくなったといことです。
パソコンもそうなる運命にあります。
おそらく多くの家庭からはパソコンは消えるのではないかと思います。

ジョブズがiPhoneとラップトップの中間に来るデバイスとしてiPadを
発表したわけですが(この2つ前のガリラボ通信の映像にあるプレゼンを
ご覧ください)、iPadのようなスタイルが家庭での主流になりそうな気が
します。

記事の中でこんなやりとりがあります。

――タブレットはどう位置づければよいのでしょう。長い文章を入力するのはしんどいし、
画面はテレビより小さいし…。
石川 「NTTドコモの山田隆持社長は『一家に一台』と言っていますが、将来的に自宅の
パーソナル端末になると面白いですね。家族にテレビを占有され、満足にプロ野球中継が
見られないお父さん(最近はナイター中継自体が少ないが)が、ひとりでインターネット配
信されているプロ野球中継をタブレットで見る、というような使い方が自然のような気がします」
 「一般的なユーザーがネットを見る程度で使うのであれば、タブレットで十分。タッチ操作で
のユーザーインターフェースに優れたウィンドウズ8が出てくれば、ますますその流れは加速
していくでしょう。普段はタブレットを使い、生産活動を行うときは外付けキーボードを使う。そん
なスタイルが一般的になれば、パソコン事業の位置づけもおのずと変わってきます」

やっぱり、パソコンの存在はここ数年で大きく見方が変わりそうです。
そして、こんな予想も

「スマホが広がることによって、ゲーム、ソフト、コンテンツ流通、仕事の仕方など、すべてが
変わるでしょう。あらゆる世界がソーシャルサービスとスマートフォンを中心にして動き出すの
です。ソーシャルとスマートフォンを組み合わせて優れたサービスや製品を投入できた企業が
生き残ることになるでしょう」

書かれていました。

たぶんそうでしょう。少なくとも学生たちの行動を見ている限り、明らかに
従来とは動き方が変わってきています。
大学って、時代の最先端を表現しているところだといつも思っているところです。
YouTubeが普及し始めたころ、この存在の大きさを教えてくれたのもの学生たちの
行動パターンでした。
あの時はにわかには信じ難いと思っていた、マスメディアの危機が現実味を
帯びているわけですから、やはり若い世代が次の世界を良しあしを決める
リトマス試験紙の役割を果たしています。

現在、完全に学生たちはスマホとソーシャルの世界を歩み始めています。

先端を走る(ただしそのことを自覚しているかどうかは別ですが)学生たちと
走らず破壊されるのを指をくわえて見ているわれわれと、さて今後の教育の
現場はどうなっていくのでしょう。

パソコンという黒船の危機をようやく乗り切ったばかりで、今度はスマホと
ソーシャルという黒船の連合艦隊を迎え撃たないといけないわけで、
どうすればいいんでしょう?

とりあえず今のところ私には先は見えません。

何をしていいのかわからないので、時代の流れでも吸い込むため、
iPadで「かっこいい犬」を書く練習でもしておこうと思います。

私のiPadの背景はロック画面が「かっこいい犬」、ホーム画面は「Steve Jobs」です。
背景だけは時代の最先端を行ってます!





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