2011年10月20日木曜日

「くまもとで、まっている。」について

本日の朝刊に熊本県の観光PRフィルム「くまもとで、まっている。」完成の
記事が一面に大きく掲載されていました。



よく読んでみてください。例えば、

  ・・・ら市井の人々の日常を追うドキュメント風に仕上げた。

とか、

  何でもない一日に感謝したくなる。見過ごしていた一瞬が愛おしくなる。

といったことが書かれています。

如何でしょうか。

ガリラボが常日頃追及していることと同じコンセプトです。
ガリラボがモデルにしているのは「忘れられた日本人」という本を書いた
宮本常一という民俗学者ですが、この人はたくさんの日常の風景を残しました。
彼は、日常の中にこそたくさんの価値が埋め込まれていることを教えて
くれています。

普遍とは、日常の一瞬に埋め込まれているようなものです。
だからこそ日常について真摯な目を向けていないといけない。

ピースした写真も重要ですが、それ以上に普通のことをやっているときの
記録が重要なのです。
そのことは、3年生は十分に理解できているはず。
もし分からなかったら、あまりに日常を見る目がぼんやりしすぎている。
注意力が足りない。
緒方が3年生のこの半年の活動を撮りためた写真は1000枚を軽く超しており、
それが3年生の活動全体を豊かに表現することになっている。
現に、様々なメイキングの場でそれが使われていますね。
宮本常一風のガリラボの民俗学がそれから生み出せるようにも思うぐらいです。
緒方が、大変な記録作業を地道にコツコツと「継続」してくれた結果です。
簡単そうですが、かなり難しいことです。


さて、観光PRフィルムのことを読み、ガリラボの方向は間違っていないと自信を
もらいました。
たくさんの、たくさんの日常を切りとり、それらを織り込んだ形で新しいメディア
である電子書籍に挑戦していきましょう。


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