2013年5月11日土曜日

卒論チームへ:知的対話の場で妥協はあり得ない

10ゼミ生は現在3つの大きなチーム分けて卒業研究を進めています。
その中で玉名をフィールドに活動するチーム「たまな」が少しだけリード
している状況です。
リードしているだけに課題もでてきます。
ドンドンと出てきます。
それを処理しきれなくなったチームは、毎週定例の1時間ほどの打合せでは
埒があかないということで「時間を気にせず、深く話し合おう」となったようです。
いいことです。
17時に集合。18時からは道場にて玉名市の平野さんから届いている
アイデアをどう取り込んでいくかなど議論を始めました。
ある程度の結論が出た20時過ぎぐらいまでは私もつきあいましたが、
しかしそれからもまた延々と。。。
結局、23時ぐらいまでやっていたようです。


グループでアイデアを深く展開していくことはほんと難しい。
この日は辛島がファシリテータ役に徹しようと考えていたのではないかと
思いますが、やはり全体の議論を深めていくのは難しい。


産みの苦しみとはよく言ったものです。
ほんとにアイデアを産み出すときは苦しい。
 
私も毎年(仕事上で)いくつか必ず計画を作り出していかないといけません。
吐き気が来そうなほどの状態まで追い込まれることはしょっちゅうです。
何かを破壊しそうなほど叫びたいほどに精神がやばい状態になりそうな
時もあります。
そんな状況に追い込まれ、それにどうにか耐えていると、ある時、すーーーと、
神が降臨する。笑
いつそうなるかは不明ですが、とにかくそのことを深く考えて、考えて、考え
抜いた後ですね、そうした状況になるのは。
何となく考えていただけでアイデアが出てきた経験は未だかつてありません。
 
他のチームから少しリードしているたまなチームは、先頭ゆえに色々な
課題にぶつかります。
フロントランナーは風が避けられないということでしょう。
風の強さに妥協せずに、多様な視点で、知的に、深く考え抜いてほしい。

昨年7月12日のガリラボ通信で、GIANT KILLINGというマンガから次の
言葉を引用しました。

  難しくはあってもさ つまらないことではないよ
  挑戦を選んだ先には必ず何かを得た自分がいる
  それを知ってる奴らは挑戦を苦と思わない
  成長できるはずだと自分に期待して
  目の前のことに希望をもって立ち向かえる

OB(09)草原が卒業文集の中で「座右の銘」としている言葉でもあります。
チーム「たなま」も難しさを乗り越え、素晴らしい成果へとつなげてほしい。

成長しなくてどうする!
成長しないことほど人生つまらないことはない。
人それぞれなので違う人もいるでしょうが、私はそう思っています。
成長のためには難しいことに挑戦しないといけない。
そのことはGIANT KILLINGのセリフが教えてくれます。
そうした難しい挑戦をするためにこそ、海を見る自由が学生時代には与え
られているのだと思います。
とことん議論して全く構わない。
そうした議論において、効率というのは、恐らく害にしかならない。

効率(合理性)とは、非効率(非合理)なものの上に築かれているのですから!


 

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