卒業式まで後1週間となりました。
そんなときに、ここガリラボでは4年生(08)3人がまだ作業をしています。
大塚、矢田、谷口の3人。
何をやっているかというと卒業文集作りです。
朝からほとんど話し声ひとつせず静かに、静かに、黙々と作業です。
私にも依頼があって「卒業」というテーマで600字程度で書いてほしい
ということで、午前中に書いて谷口に提出しておきました。
完成した文集は追い出しコンパで手渡されるのではないかと思います。
ここで過ごしたことをカタチにしていくって、大変いいことですよねぇ。
そしてさらにいいなと思うことは、「卒業式のぎりぎりまで編集作業した
よねぇ」と、文集というメディアを通じて、ギリギリの作業自体を思い出し、
きっと懐かしくなるだろうと思います。
そこは大変さを共有したもの同士だけで分かち合える思い出になるはず。
3月1日の第1高校の卒業式での答辞での感動を書いたガリラボ通信
もう一度だけ普通の授業を受けたい
は、40ページビューというガリラボ通信としてはかなりアクセス数の多い
エントリーなのですが、もし08ゼミ生が答辞を読むとすればどんなこと
を思い出すのでしょうか。
色んなイベントももちろんですが、ガリラボでの他愛のない会話をしながら、
夜遅くまでInDesignやVideoStudio、さらにはPhotoshopでの作業に挑んで
きた、多忙なガリラボでの2年間のごく普通のこと(日常)が強く思いだされ
はしないだろうかと、ふと思います。
例えば、一番奥のPCを占領していながらそこでよく居眠りをしていた松永
とかですね、「じゃ、始めまーす」との大塚のゼミでの冒頭のコトバとかですね、
いじられているときの矢田とか、また夕方になってよくおにぎりを食べていた
谷口の姿とか、色々ありますが、なんかそんな普通のことが意外に貴重な
気がします。
当たり前の日々=日常。
このことがどれほど重要で、そしてその喪失は計り知れないほど深い悲し
みをもたらすことを明日3月11日を前にすれば誰でも理解できることでしょう。
さて、08ゼミにとってはその当たり前の日常が後1週間で終わり、それから
は全員次の日常に向けての変化が始まります。
・・・「卒業」とのタイトルで文章を書いたので、どうもそっち方面に指が
引っ張られてしまったガリラボ通信となってしまいました。
ちょっと気が早かった(反省)。
・・・
お昼、カップラーメンを食べようとしてしたら、3年(09)中島が
顔をだしました。
作業に来たのかと思ったら違っていて、13日に放送する予定だったUstを
15日延期したいと、それだけを伝えるために来たようです。
そのことを伝え(報告)、どうですかと尋ね(相談)、私からの許可をもらったら
すぐに去っていきました。
わずかそのことのために、街にいく途中で大学に立ち寄り、さらには3Fの
ガリラボまで上がってくる。
中島はよくこんな感じで直接ホウレンソウをしてきます。
メールが発達した昨今で、あたかも三顧の礼を尽くすかのような相談と
報告のやり方に、毎度のこととは言え、逆に「連絡、どうもありがとう」と
感謝の気持ちを覚えるほどです。
ついでながら、先日ある方から、
打てば響くような学生をたくさん抱えておられて羨ましい。
一人で集めすぎですよ。
といったことを言われました。
確かにそうです。
だからガリラボは楽しい。^^
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