2012年10月2日火曜日

サルへの進化は避けたい

午後、福岡に向かう途中、色々と情報を仕入れていたら発見しました。

ヒトは、
本を読まねば
サルである。



宝島社の広告です。
何とも直球のコピーで、私自身の現在の在り様を見事に言い当てられ、
しばし固まってしまいました。
最近、時間がないのを言い訳に、長めの本を読む機会がめっきりと
減り、ブログやエッセイなど短時間で読めるものに限定されている傾
向にあるからです。
非常にマズイ傾向です。

秋こそ読書!
秋の夜長には読書が似合います(PCの前にいながらですが、多分そうだと
思います)。
とりあえず、しばしPCからもスマホからも距離を置き、さらには電子書籍で
なく通常の紙の書籍を手に長い文章をじっくりと味わうべきなのかもしれません。

PCの画面だけ、あるいはスマホのディスプレイだけ、そしてわずか100
文字ぐらいのツイートのやりとりに終始していてはサルへと向かう進化を
避けられないかもしれません。

ということで私は、必要箇所だけつまみ食いしている複数の本以外に、
じっくりと読む本にも向き合いたいと思います。
しかし、一人ではなかなかですねぇ。
特にややこしい本は一人では続きません。
そんな時こそ他者との協力が不可欠。
本日バスの中で読んでたソーシャルキャピタル関係の本にこんなことが書いて
ありました:
  農業にしても工業にしても、経済活動の発展の基本はチームワークであり、
  個人プレイではない。付加価値は協力して創造するものであり、一人で実現
  できるものではなく、ましてや、他人から奪い取るものではない。
                  (ソーシャルキャピタル入門、中公新書、p.138)
読書も、他者と協力して読むとより深い理解が得られるように思います。
とりあえず、どうやってもいいのですけど、本をきちんと読み、知らぬ間にサル
へと進化を遂げることだけは避けたいですね。笑



最後に上記広告の意図を紹介しておきます
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本の価値。それが今回の企業広告のテーマです。
本には、人類のあらゆる叡智がつまっています。
先人たちの知恵や知識、史実から思想、空想まで、
人間の経験と思考のすべてがあると言っても過言ではありません。
本を読むことは、自らを成長させる知力を身につけることです。
本を読まないことは、その機会を逃がすことです。
この広告が、本の価値を再確認するきっかけになることを願います。
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