2012年10月8日月曜日

行動した後のこと

次の図は、10月12日のキャリア形成論にて1年生向けに話す予定の
パワポの中の一枚のスライドです。
人の学びは経験がもとになります。だから、
  輝く知性は行動なしには生まれない
とのスローガンをガリラボは掲げました(正確にはここでの「知性」は、理
性的に訓練された情報に基づく直感のことを指しています)。


このスライドはコルプによる経験学習モデルを示したものです。
後半に赤文字で書いていますが、経験は学びの起点になるものゆえ、
その大切は言うまでもないほどに重要なことですが、その後の、
 経験を振り返り、そこからどのような教訓や法則を得たか
も経験のと同じぐらいに重要なのです。

午前中、4年生の中間報告会に向けた概要を添削しながら、この振り返りの
部分の弱さを感じました。
行動自体は、他のどんなゼミよりも、さらには全国に無数にある他大学の学生
たちと比べてもかなり高いレベルでしかも「主体的」にガリラボのゼミ生たちは
行動していると考えています。

道に迷いつつ、行き当たりばったりの行動というものももちろんあり得て、それ
は若い時の(私から見てうらやましい)特権ですが、しかしその行動は振り返っ
ていかなければ、意味のない、極端に言えば存在しなかったものになってしま
います。
たとえばフィールドワークなど行い、そのことを振り返り、そこから課題を抽出し、
次のフィールドワークに生かしていくことをどの程度主体的にやれたでしょうか。

秋元康さんが、なんでもいいから書き残しておく「一言日記」のことをある本で
書かれていて、そのことは1000回目のガリラボ通信(2011/9/18)でも紹介
しました。
人は、行動を、言語化することで振り返り、そこで考えたことで次につなげていく
ものです。
そうしたプロセスを通して初めて成長の軌道に乗れる。
そう、経験学習理論は教えてくれます。

経験学習論は、企業での人材開発の分野で活用されています。
この意味で、学生時代というよりも、これから社会人となっていったときにこそ
振り返りとそこからの教訓(一般知識やルール)の抽出は重要になります。
4年生は残りの時間で、さらに2・3年生はこれから、振り返り、行動を言語化し、
そして整理していく癖をつけていくべきでしょう。

だけど、活動した後、整理するのは面倒だから、あまりやりたがらないんです
よねぇ、多くの人が。
このため、社会人であっても成長しないままの人も少なくありません。

面倒な振り返り自体を楽しくできるような方法があればなぁ、それを考え出すと
面白かろうなぁ、と添削という行動を経て、それをこのガリラボ通信で言語化
しながら考えつきました。
・・・というのが、今日の私自身の行動についての振り返りと教訓の抽出となります。
後はこれを実際に試すことが必要になりますが、どうにも最近は記憶力が怪しくなり、
そのままにしては実現しないままに終わりそうです。
というjことで、3年生の誰かに卒業研究のテーマとして与えてしまうといいかも
しれません。笑
目があった人に押し付けるかもしれませんので、その時はよろしく頼みます。^^;

 

0 件のコメント:

コメントを投稿